松坂屋静岡店が、開店90周年を迎える2022年から2024年にかけて大規模改装を行う。全館リニューアルは25年ぶりで、2期にわけて実施。全館売場面積の55％を改装する第1期オープンが2022年3月、第2期は2024年春を予定している。

　同リニューアルで、本館地階から4階は、従来のアイテムや性別で分けられたフロア構成を再編集。ウィメンズ、メンズのコンバインショップを設け、アクティブや自分磨き、親子などのライフスタイルに合わせたフロア構成となる。また同館5階から7階には、体験、滞在型施設を開設。5階と6階には、家具とホームセンターの「ナフコ」が入り、リビングやキッチン、寝室用品などを揃える。7階には、静岡駅前初となる都市型アクアリウムが登場。静岡市の再開発事業と連動し、SMBC信託銀行の水族館事業が初の都市商業施設内併設型施設を新設する。

　また北館の1階と2階では、特選ブランドをはじめ、アートや宝飾、時計などのラグジュアリーコンテンツを拡充。美術画廊は「アート＆ラグジュアリーサロン」としてリニューアルする。

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■リニューアル概要（第１期改装）
改装面積：1万4060平方メートル／全館売場面積：2万5452平方メートル
改装対象フロア：本館地階～7階、北館1階～4階