資生堂が、研究開発(R&D)の強化を目的に、独自の研究開発理念「DYNAMIC HARMONY」を制定した。変化する社会環境や顧客ニーズに迅速かつ幅広く対応するため、5つの項目を柱に掲げ研究領域を深化させる考えだ。
新たな理念の柱には、肌の内外から美しさを引き出す「Inside/Outsid」、確かな効果を日本品質で届ける「Functionality/Japan Quality」、感性を科学で追究する「Science/Creativity」、プレミアム感と環境共生を両立する「Premium/Sustainability」、広くユーザーについて知り、一人ひとりに最適な美を提供する「Individual/Universal」を掲げた。肌の構造や外的・環境要素によるメカニズム、使用感などの感性、顧客データを活用した最適なソリューション提案といった研究知見を組み合わせ、イノベーションを加速させる。また、今後6つ目、7つ目のアプローチの創出も視野に入れ、持続的な進化を促すという。
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