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繊研plusデサントは持分法適用関連会社であるアリーナ上海実業(ASH)について、添峯上海服飾貿易(TFS)による出資持分を全て取得し、4月から連結子会社化する。ASHは21年12月期から黒字化する見通しで、今後は中国でスイムブランド「アリーナ」のさらなる成長を目指す。
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ASHはアリーナの中国での価値向上やビジネス拡大の目的のもと、中国子会社の上海デサント商業(SHD)と香港のシンフォニーホールディングス(SHL)の中国子会社であるTFSとの合弁契約で16年に設立された。設立以来、中国市場でのSHLグループのマーケティングやオンライン販売、直営店運営、代理商開拓などのノウハウを生かしてブランドの拡販を目指してきた。
しかし、今回、中国でのさらなる事業拡大のために、TFSの出資持分70%の全てをデサントが取得し、ASHを連結子会社化することを決めた。取得予定額は約4億2500万円。ASHの20年12月期業績は売上高14億5000万円(前期比36.8%減)、経常損益4400万円の赤字(前期は1億100万円の黒字)。
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