通常マウスは、机など平面上に置いて使用します。マウスパッドの大きさもあり、一定のスペースがないと使いづらいですよね。
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そこでこのたび紹介するのは、そんなマウスの常識を覆すリング型ウェアラブルマウス「AirPoint Ring」。米国でのテクノロジー展示会「CES」でも注目を集めたプロダクトです。
同製品は現在、Makuakeにてプロジェクトを実施中。執筆時点で目標額の1300%以上を集めています。
空中で指を動かし、さまざまなデバイスを操作
「AirPoint Ring」は、人差し指にはめて使用するマウス。指の空間移動をトレースするセンサーを内蔵し、リング側面に親指で操作できるマウスの左右ボタン(タッチパッド)を搭載しています。
画期的なのが「3Dエアマウス・モード」。同製品をはめた人差し指をモニターに向けて動かすだけで、カーソルを自由自在に動かせます。
この3Dエアマウスモードでは、PCのほかBluetoothでつなげるスマートフォン・家庭用ゲーム機・ミュージックプレイヤー・VRゴーグルなどさまざまなデバイスを操作可能。電子書籍などは画面に触れずページをめくり、VR空間ではより自由に体を動かしながら没入体験を楽しめるでしょう。なお、電波が届く範囲は約40mです。
2Dマウス・モードやスポットライト機能も
3Dエアマウス・モードのほか、通常のマウスと同じく平面で使う「2Dマウス・モード」も搭載。2Dマウス・モードでは、タッチパッドの操作でクリック・ドラッグ・スクロールができます。
また、会議やプレゼンで使えるスポットライト機能も実装。スポットライト機能専用アプリをPCにダウンロードしてジェスチャーモードに切り替えると、ソフトウエアポインターとして使えます。ソフトウエアポインターは赤・緑・青の3色でカスタマイズでき、タッチパッドでポイントの拡大・縮小も可能です。
8時間以上の連続稼働、左手でも操作できる
このほか、8時間以上の連続稼働(フル充電時)や左手でも操作できる「左モード」搭載などもポイント。また、自分の指のサイズに合わせやすい3種類(S・M・L)のアダプターも付いています。
コンパクトサイズで持ち運びやすく、マウスのスペースを必要としないため、カフェや新幹線などの小さな机で作業するときにも重宝しそうです。
同製品は、2万5920円(税込)で1台入手可能(執筆時点)。3月30日(水)まで支援を受け付け、5月末までに発送されるとのことです。
Makuake
(文・Higuchi)
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