編集部のリアルランチを紹介
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編集部がリアルに食べてるランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。この辺でおすすめのランチをたずねると、必ず名前が挙がるのが台湾料理 千である。とんちゃん通りを千駄ヶ谷方向に歩いていくと左手に見える、赤い提灯と看板が目印だ。丁寧に魯肉飯と書かれたホワイトボードを掲げてくれている。値段も良心的。「ここのランチは食べた方がいい!」とプッシュされるだけに、期待が高まる。
本日のメニュー:魯肉飯と水餃子
食べたお店:台湾料理 千
食べたもの:魯肉飯 690円、水餃子(8個) 800円
飲食スタイル:イートイン
ランチタイム:平日12:00~14:30
ランチサービス:ランチメニューあり
台湾料理といえば、まず真っ先に浮かぶのはコレ!というくらいポピュラーな魯肉飯。甘辛く煮込んだ豚肉をご飯にのせた料理であるが、台湾に旅行しに行ったときもよく食べたっけな。と物思いにふけっていると、想像していたものとは見た目にも一味違う魯肉飯が登場。一般的な魯肉飯よりも赤色が鮮やかでとろみがあり、麻婆豆腐のようなテクスチャー。玉子と小松菜のいろどりも鮮やかだ(チンゲン菜や高菜が添えてあることが多いが、千では小松菜を使っているという)。
お肉も角切りで乗っているイメージがあるのだが、千の魯肉飯は粗めのひき肉といった感じ。しかしこれがご飯とよく絡んで美味しいのである。旨味とコクがありながらしつこくなく、食べやすい味わいだ。
水餃子はもっちりした皮に肉がパンパンに詰められており、旨味が凝縮されている。あっさりとしたスープと絡めて食べれば至福。そこは桃源郷である。ニンニクの臭みもなく仕事中のランチ時でも食べやすい。最初はそのまま、その後は自家製豆板醤で味変して、二度美味しさが楽しめる。
テーブルの横に目をやれば、そこには冷蔵庫の中、キンキンに冷えた妖しくきらめく青島(チンタオ)ビールが。悪魔の囁きに思わず手が伸びそうになりながらもグッとこらえ、店を後にした。魯肉飯と餃子、冷えたビールで過ごすのは最高だろう。平日休みの人はぜひとも昼から一本、エネルギーチャージしてほしい。
魯肉飯は地域や家庭によってさまざまらしい。実家のカレーみたいなものだろうか。「千」の魯肉飯も台湾のどこかの地域の特色を取り入れているかもしれないし、さまざまなカルチャーが交わる原宿で独自に進化した魯肉飯と言えるのかもしれない。梅雨が明け、不意打ちのような猛暑日が続いているが、夏バテに負けないパワー飯なら、コスパも最高な「千」のランチをおすすめする。
■台湾料理 千
住所:東京都渋谷区神宮前3丁目24−1 鈴木ビル B1
電話: 03-3479-5337
営業時間:昼12:00〜14:30/夜17:30〜22:15
定休日:無し
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
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