セルフリッジグループの公式サイトより
カナダ有数の富豪であるウェストン家(Weston Family)が、ロンドンの百貨店「セルフリッジ(SELFRIDGES)」などを展開するセルフリッジグループ(SELFRIDGES GROUP)の売却を完了した。買い手はタイのCentral GroupとオーストリアのSigna Holdingによる合弁会社。取引額は非公開としている。
セルフリッジはハリー・ゴードン・セルフリッジ(Harry Gordon Selfridge)が設立し、1909年にオックスフォードストリートに1号店をオープン。同グループではセルフリッジのほか、アイルランドの「Brown Thomas」と「Arnotts」、オランダの「De Bijenkorf」を傘下に収めている。
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ウェストン家は、昨年12月にCentral GroupとSigna Holdingにセルフリッジグループの株式を50%ずつ譲渡し、両社による合弁会社に同グループを売却すると発表。セルフリッジに加えてBrown Thomas、Arnotts、De Bijenkorfの事業を合弁会社に譲渡し、同社は今後、デュッセルドルフとウィーンに新店舗を出店するという。
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