韓国のインターネット企業ネイバー（NAVER）が、フリマアプリを運営する米ポッシュマーク（Poshmark）を買収すると発表した。全株式を1株あたり17.90ドルで取得する予定。ネイバーは、ポッシュマークのポッシュマークの企業価値を約12億ドル（約1737億円）と評価している。

　ポッシュマークは新品・中古品を扱う米国の大手ソーシャルマーケットプレイス。登録ユーザー数は8000万人以上にのぼる。

　ネイバーは、ポッシュマークを買収することで、主要分野であるEコマースのプラットフォームを拡大し、若年層のソーシャルネットワークにおけるコミュニティ強化を図るほか、持続可能な経済活動として二次流通を推進していく。グローバルな事業拡大や新たな技術への投資、商品の改良を通して、消費者動向の変化に資本を投資する狙いだという。

　ネイバーのチェ・スヨン（Choi Soo-Yeon）CEOは、今回の買収について「ポッシュマークと協力することで、コミュニティを強化し、コマースを再構築するためのプラットフォームが誕生します。個人やインフルエンサー、さまざまなブランドが、ソーシャルコミュニティを中心に設計された新しい持続可能なショッピング体験を生み出す最前線に立つことができます」とコメントしている。

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