アップル（Apple）が、スマートスピーカー「HomePod」の第2世代を発表した。価格は税込4万4800円で、現在オンラインとApple Storeアプリで注文を受け付けており、2月3日に販売を開始する。

　新作のHomePodは、Siriと連携し、デバイスに声をかけることでApple MusicやiTunesで購入した音楽の再生や、天気予報などのチェック、メッセージの送信、電話の発信ができるほか、外出先からのコントロールや、室内の温度や湿度の測定などが可能。毎晩10時に電気を消すように設定したり、部屋の温度が27度になったらブラインドが閉まるように設定することもできる。また、複数のHomePodまたはHomePod miniスピーカーがあれば、ユーザーは「Hey Siri」と話しかけるかHomePodの上部を長押しすることで、複数のHomePodスピーカーで同じ曲を再生したり、それぞれのHomePodスピーカーで異なる曲を再生したりすることができ、ほかの部屋にメッセージを送信することもできる。音響は、高偏位ウーファー、パワフルなモーター、内蔵の低音イコライザーのマイク、5つのビームフォーミングツイーターのアレイを搭載し、原音に忠実な音を再生するという。

　このほか、スマートホームの標準規格「Matter」に対応。他のブランドのデバイスともシームレスに連携できる。高さは168mm、重量は2.3kg、カラーはミッドナイトとホワイトの2色を用意している。

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