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股上を深く、ヒップを包み込むシルエットの「714」
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エスビープラニングの国産ジーンズブランド「リゾルト」は、新型の「714」を4月から販売する。第2次世界大戦中に作られた、仕様が簡素化された米国産ジーンズ「大戦モデル」をリゾルト流にアレンジした。既存の4型に比べ、股上が深く、ヒップまわりに余裕のあるシルエットが特徴だ。
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リゾルトは、はき込むと生地表面に“タテ落ち”やセルビッジ(耳)と表地が重なった部分が凹凸を伴って色落ちする“アタリ”など、50~60年代に生産された米国製ジーンズ特有の経年変化を再現したジーンズを国内生産している。
10年のスタート以来、テーパードの710、ストレートの「711」、ジップフライの「712」、710の股上を浅くした「713」の4型を卸売りで販売してきた。いずれもヒップ部分をしっかりホールドするパターンで、色落ちの良さだけでなく、日本人の体形になじむシルエットが評価されている。
デザイナーの林芳亨さんを含め営業チームが全国の卸先の店頭を回るフィッティングイベントなどで、店や購買客から寄せられたウエストまわりのゆったりしたフィットも楽しみたいとの声を受け、714を開発した。
ドーナツ型のトップボタンや太めのベルトループ、リベットなしのコインポケット、かんぬき縫いの省略など、物資不足が深刻だった戦時に見られたディテールを再現し、ヒップまわりのパターンに既存4型よりゆとりを持たせた。股上も710より4センチ程度深くした。
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ドーナツボタン、リベットなしのコインポケットなど大戦時のディテールも再現
「大戦モデルと一口に言っても、工場の違いでディテールや形に様々なバリエーションがある。714はその中でもきれいめなシルエットを持つ個体を参考にした」と林さん。股上が深く、ヒップを包み込むようなシルエットは、スポーツマン体形や、かっぷくの良い大人に合うという。
ウエスト28~40で10サイズ、レングスは30~36インチで4サイズあり、ウエストとレングスの組み合わせは33。ウエスト26~34インチが税込2万9700円、36、38、40インチが3万800円。卸売りのみで販売する。
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ジャケットやレザーシューズに合わせて大人っぽい着こなしにも合う
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腰骨やお尻の大きいスポーツマン体形にフィットする
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