
にょっきさん

にょっきさん

にょっきさんの古着を使ったコーディネート紹介の動画投稿がSNS上で人気だ。行き先やその日の気分に合わせて、ガーリーやボーイッシュ、レトロ、Y2Kなど様々なファッションを楽しむ姿が同世代の若年層を引き付ける。5月末からは叔母が営んでいた古着屋の店主を引き継いだ。SNSと店の両方で、大好きな古着の魅力を伝えていく。
(相神優波)
〝お得感〟あるかも
SNS投稿を始めたのは高校3年生の頃。コロナ禍で外出の機会が減ったことをきっかけに、好きなコーディネートを記録する目的で始めた。
フォロワーが増えたきっかけは動画投稿だった。リサイクルショップや安価な古着屋で似合う服を探すことが好きで、様々なテイストをたくさん持っていた。それを使って毎日異なるコーディネートを発信したことが反響につながった。「私をフォローすると色々な系統の服装が見られるので、〝お得感〟があるのかもしれません」と話す。
現在、インスタグラムは約6万人、ティックトックには2万3000人のフォロワーがいる。就職活動では企業から内定も得たが、「やりたいことを優先したい」と進路を見直し、卒業後もファッションに関わるSNS活動に本格的に取り組むことにした。

ティックトックやインスタグラムの動画投稿が再生数を伸ばしている
古着初心者にも
ファッション好きになったのは「古着好きの叔母の存在も大きい」。その叔母が21年、東京・西荻窪に古着店「オフトン」をオープンした。にょっきさんがSNS活動を始めて以降はたまに店を借り、ファンとの交流イベントなども開いていた。今年に入って、「店を継がないかと声を掛けてもらい、楽しそうで挑戦したいと思った」と店主を引き受けた。
店は集合住宅の一室を使っている。年代やテイストは限定せず様々な古着を扱う方針はそのままに、陳列は一点一点が際立つよう商品を厳選した。価格帯は5000~1万円前後。フェミニン、カラフルなカジュアルアイテム、メンズライクなど、カテゴリーごとに分けて見せる。「古着初心者が来店しても選びやすい店作り」を意識している。
今後は仕入れの様子なども発信しながら、大好きな古着の魅力をさらに伝えていく考えだ。「ここに来たら必ず何か欲しいものが見つかると思ってもらえる店にしたい。叔母から受け継いだ店をもっと多くの人に知ってもらえたら」と話している。
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