「CFCL」による新作コレクションのショー
Image by: Koji Hirano(FASHIONSNAP)
2023年秋冬コレクションを発表するパリ・ファッションウィーク(以下、パリコレ)が、2月27日に開幕した。9日間の会期中、先シーズンの105を超える計106ブランドが参加し、新型コロナウイルスの蔓延後では最多となっている。
今シーズンの106の公式参加ブランドのうち、66ブランドがショー、40ブランドがプレゼンテーションを実施。日本からは11ブランド(CFCL、Mame Kurogouchi、ANREALAGE、UNDERCOVER、ISSEY MIYAKE、Yohji Yamamoto、JUNYA WATANABE、noir kei ninomiya、COMME des GARÇONS、sacai、UJOH)が参加する。世界各地からプレスやバイヤー、ブランドのアンバサダーをはじめとするセレブリティがパリに集い、現地はコロナ前と変わらない盛り上がりを見せている。特に近年はK-POPスターの人気が目立ち、会場外に多くのファンが詰めかけ歓声を上げる光景が恒例となりつつある。
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初日の27日は「ヴァケラ(VAQUERA)」など、主に若手デザイナーが新作を発表。2日目のトップバッターとなった高橋悠介による「CFCL」はプレゼンテーション枠の参加だが、初めてランウェイショー形式を取り入れた。また、同日から「ディオール(DIOR)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」といったメゾンブランドがラインナップし、パリコレの本格スタートとなった。
会期中は、パリ市内の各所で展示会やイベントが連日開催。また、3月7日からパリ市立ガリエラ美術館で「1997年 ファッション・ビッグバン」展がスタートし、コム デ ギャルソンの代表的なコレクションのひとつである「Body Meets Dress, Dress Meets Body」の通称"こぶドレス"も展示される。また同日、パリ国立ピカソ美術館でポール・スミス(Paul Smith)がキュレーションした展覧会「PICASSO CELEBRATION: THE COLLECTION IN A NEW LIGHT!」が開幕するなど、ファッションに関連したエキシビションも見どころとなっている。
■パリ・ファッションウィーク:公式サイト
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