「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」が、伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージにポップアップストアをオープンした。アーティスティックな空間で、ポップアップストアだけの限定バッグを含む2023年サマーコレクションを展開する。3月21日まで。

　今回フィーチャーされるのは、クリエイティブ・ディレクターのマチュー・ブレイジー（Matthieu Blazy）が手掛ける最新のレディ・トゥ・ウェアやレザーグッズ、シューズのラインナップ。「パーソナル」や「プライベート」といった要素にフォーカスしたアイテムが揃う。ポップアップストア限定の「ミニ カバ」が登場するほか、日本限定の「スモール カバ」も発売。いずれも限定色「インクウェル」で彩られ、深みのあるグリーンがシックなムードを演出する。

　さらに、天赦日と一粒万倍日と寅の日が重なる"最強開運日"と言われる3月21日に向けて手に入れたいウォレットも、豊富なバリエーションで登場。そのほか、彫刻的な形のハードウェアがハンドルとなった「サーディン」バッグや、ノット（結び目）をあしらったミュールがラインナップ。一見フランネルシャツやデニムに見えて、実はヌバック素材に柄がプリントされたウェアも、ショーで注目を集めたキーアイテム。実際手に取って、その質感を確かめたい。

関連記事

カラフルなセットと巧みなクラフトが描くコントラスト　「ボッテガ・ヴェネタ」23年サマー

FASHION注目コレクション

　また、店内には「Come Stai?（イタリア語で「元気ですか？」の意味）」と名付けられた色とりどりのチェアが並ぶ。これは建築家、アーティスト兼デザイナーであるガエタノ・ペッシェ（Gaetano Pesce）が、同コレクションのショーのために制作したもの。全てデザインが異なる一点もので、世界に400脚だけの逸品となっている（ポップアップで購入が可能）。カラフルな樹脂のフロアもガエタノのデザインで、実際にコレクションで使われたものとなっており、ショー会場さながらの雰囲気が味わえる。

　オープン初日には、滝沢眞規子、堀田真由、山下幸輝、中田クルミ、加藤順子など多くのゲストが駆けつけ、多様性を感じさせる特別なショップ空間の中で春夏シーズンに向けたショッピングを楽しんだ。

滝沢眞規子

Image by BOTTEGA VENETA

関連記事

ボッテガ・ヴェネタ、ガエタノ・ペッシェのアートなチェアを展示販売　400脚限定

FASHIONアート

（すべて税込）

■ボッテガ・ヴェネタ SUMMER 23 ポップアップ
期間：3月15日（水）～3月21日（火）
住所：東京都新宿区新宿3-14-1
会場：伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
営業時間：百貨店に準ずる

■問い合わせ先：ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966