「カオス(Chaos)」や「カレンソロジー(Curensology)」などを展開するエレメントルールから、30〜50代の女性をターゲットにしたウィメンズブランド「ブリル(BRILL)」がデビューした。9月から卸と公式オンラインストアで展開する。
ブリルは、「輝く」「光る」を意味するフランス語「Briller」から命名。「なにげなく過ごす毎日が、キラキラと輝く時間であってほしい」という思いから、大人の女性に寄り添うニットウェアを中心に展開する。ディレクターは、さまざまなウィメンズブランドで販売やMD、ディレクターとして活動してきた経歴を持つ泉亜希子が務める。
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Image by FASHIONSNAP
カオスやカレンソロジーとの違いについて、担当者は「ターゲットになる年齢層は被っているが、よりファッション感度の高い人に支持されるブランドにしたい。カオスが打ち出す凛とした強い女性像と、カレンソロジーが提案する旅する女性像の2つのコンセプトを包括したブランド」と説明。カオスやカレンソロジーでは、1着で様になるアイテムが多くコンサバな層に広く受け入れられていたそうだが、ブリルではデザイン性のあるアイテムをスタイリングと合わせて提案し、よりファッション感度の高い顧客づくりをしていく方針で、担当者によると小松﨑睦社長が「一番売れるブランドにしたい」と意気込んでいるという。
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ニットを主軸に置く理由については、30〜50代の女性はニットの購入から顧客となるケースが多いことを挙げ、上質なニットを提案することで、ターゲット層からの支持を狙う。展開アイテムは、ニットウェアのほか、スカート、パンツといったボトムスやアウターなどさまざま。バイヤー向けの展示会では、シャツやタックパンツ、スカートといったベーシックアイテムも人気を集めたという。価格帯は、ニットが3万〜4万円、ボトムスが2万〜4万円、アウターが7万〜9万円(いずれも税込、予定価格)。
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