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テーマは「透明」 画家の川端健太と高山夏希が展覧会を開催

クリエイティブプラットフォーム
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アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」が運営するコマーシャルギャラリーGALLERY ROOM・Aにて、2023年6月17日(土)より新進気鋭の画家・川端健太と高山夏希による2人展「透明な交点」が開催される。

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本展では、”透明”がひとつの着眼点となっており、そこから視えるそれぞれの独自の世界の捉え方が透けてみえてくる。ディティールに対する徹底したこだわりが際立ち、緻密な筆致と繊細で深みのある表現が共通する両者。しかし作品を通じて視ている世界の方向性や思想は異なる。

川端氏は、1994年埼玉県出身。2019年に油画専攻首席、美術学部総代として卒業後、現在は東京芸術大学 美術研究科油画技法材料研究室の博士課程に在籍中。これまで現代的な視覚体験や感覚、個人の記号化、そしてインターネットの普及に伴う多様なコミュニケーションに注目し、絵画彫刻を制作してきた。今回、川端氏は取材の時点からモチーフと自分自身の間に意識的に隔たりを作り、何かを通して見ること、知覚の多層的な感覚を実感することを試みる。そのため、意識的に作る隔たりの一つに、本展の作品ではガラス片を用いて制作が行われる。また作品の樹脂を用いた強光沢な画面も展示タイトルの透明というワードと重なる。

一方、高山氏は1990年山口県出身。2016年に東京造形大学大学院 造形研究科美術専攻領域を修了。アクリル絵の具を流れる粒子のように物質的な状態として扱い、積層して彫刻刀やカッターの刃などを用いて削り出すなど、平面を主な媒体としながら、触覚的あるいは彫刻的ともいえる手法を用いて制作をしている。高山氏は今回、自覚的に見ようとしなければ見えない世界への解放を、私たちが普段、視覚的に情報としてみている気になっていることへの問い立てとして、水の物質の特性を素材とした作品《Water mirror》シリーズ を新作のドローイングとともに発表する。

透明と言えど、作品の透明性も独自の解釈が異なる二作家。

水とガラス、共通のファクターとなる“透明”から世界を見通す作品群は、どのように私たちの現実世界へと交わり接する点となって働きかけるだろうか。自然の中に潜む微小な世界に目を凝らし、光と影の変化、存在する美、想像的な視点を楽しめる展覧会となっている。

川端健太 出展作品《untitled》

2023年, 木製パネルに綿布、油彩

川端健太 出展作品《untitled》

2023年, ジェスモナイト、アクリル絵の具

高山夏希 出展作品《water mirror_23》

2023年, acrylic and resin on panel

高山夏希 出展作品《 water mirrorの習作_01 》

2023年, acrylic on tracing paper

INFORMATION

川端健太 × 高山夏希2人展「透明な交点」
会期:2023年6月17日(土) 〜 7月23日(日)
会場:GALLERY ROOM・A
住所:東京都墨田区本所2-16-5 KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 1Fストレージ
開催時間:8:00〜23:00
休館日:会期中無休
観覧料:無料
アクセス:都営浅草線「浅草駅」徒歩8分 「本所吾妻橋駅」徒歩9分、都営大江戸線「蔵前駅」徒歩9分
URL:https://artsticker.app/events/5348

作家プロフィール

・川端健太 / Kenta Kawabata

埼玉県出身。東京藝術大学大学院修士修了。
現代的な視覚体験や感覚、個人の記号化や、インターネットの普及に伴う人とのコミュニケーションの多層化など、人と人との情報伝達を間接的にしていると思われる隔たりについて考え絵画彫刻を制作している。
主な展覧会に「さわれない形を見る」(FOAM CONTEMPORARY / 2023年)、
「そこに見えて居ない」(TAKU SOMETANI GALLERY / 2022年)、「Spectrum」(金澤水銀窟、石川、2021)、グループ展に「KUMAEX2021」(東京、2021)、「絵画の筑波賞展」(池袋西武本店アート・ギャリー、東京、2021)など。また作品は、東京藝術大学美術館などに収蔵されている。

・高山夏希 / Natsuki Takayama

山口県生まれ、東京育ち。東京造形大学絵画専攻にて美術を学んだ。平面作品(絵画) を中心に、粒子の感触を確かめるように人間と物質の関係の再考を試み、人・動物・モノ・環境などが一体 性をもった自然観を表現している。また、インスタレーション、セラミック、彫刻など様々な媒体による作品の制作、発表を行ってきた。

主な展覧会に、「気色の目」(奈義町現代美術館ギャラリー/ 2023年)、「black view」(IDÉE TOKYO / 2022年)、「空を泳ぐ鳥は火を灯す」(NADiff Gallery / 2022年)、「water mirror intersect」(haku kyoto / 2021年)、「VOCA展2020」(上野の森美術館/ 2022年)など。

会場:GALLERY ROOM・A

KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 外観 (撮影:MARC AND PORTER)

アートストレージとホテルが融合した、新たな宿泊施設として知られる「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」。その1Fの「STORAGE 1」に2021年4月10日から新たにコマーシャルギャラリー『GALLERYROOM・A』をオープンいたしました。
アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」が企画・運営を行っています。ギャラリーは建物のエントランスに面した1Fスペースに位置し、宿泊者以外でも見ることができる開かれた場所として展開していきます。ギャラリーでの個展や作品販売だけではなく、ホテル客室での展示企画や、地域性を活かしたワ ークショップや宿泊プログラム、トークイベントなどを通じて、“アート”を多様な解釈の中で経験するための場所としていきます。

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