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業界関係者は「ダブレット」の何を評価するのか

業界関係者は「ダブレット」の何を評価するのか

クリエイティブプラットフォーム
QUI

ファッションの楽しさには、様々な要素が存在する。一つのブランドに対しての印象も人によって様々だ。
これまで見ていなかった角度で見てみると、ファッションをもっと楽しめる。

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第一回は、<doublet(ダブレット)>をフィーチャー。
<doublet>関係者のエピソードや、関係者がブランドのどこに魅力を感じているのかを探る。

本企画を通して、新たなファッションのミカタ(楽しみかた)に出会えることを願って。

<doublet(ダブレット)>ってどんなブランド?

『違和感のある日常着』をコンセプトに掲げる。 デザイナーの井野 将之は東京モード学園を卒業後、企業デザイナーを経て、2005年より<Maison MIHARA YASUHIRO(メゾンミハラヤスヒロ)>にて靴・アクセサリーの企画生産に従事。 2012年にパタンナーの村上高士氏とともに<doublet(ダブレット)>を立ち上げ、2013春夏より展示会デビュー。 デビューした2013年には「TOKYO新人デザイナーファッション大賞」のブロ部門のビジネス支援デザイナーに選出され、最高位の東京都知事賞を受賞。2018年、LVMHが主宰する若手支援のための国際コンテスト「LVMHヤングファッションデザイナープライズ」でグランプリを受賞。2020年以降、パリにてコレクションを発表する。

【PR】ENKELの水澗さん

― doubletの魅力はなんですか?

いろんな人と洋服から会話が生まれ、自分も周りも笑顔にして楽しませてくれる服

― doubletをPRするに至った経緯はなんでしょうか?

僕がSTUDIO FABWORKの立ち上げ準備をしているタイミングで、Revolution PRの田中望さんから面白いブランドがあるからとご紹介していただいたのがきっかけです。ダブレットはショールームスタート時からのブランドの1つなので特に思い入れがあります。

― doubletをPRする上で意識することはなんでしょうか?エピソードなどもありましたら合わせて教えてください。

面白さやユニークさの部分に注目してもらうことが多いので、まずは洋服やアイデアを楽しんでもらえるようにご紹介しています。その上で井野さんが考えているシーズンコンセプトやメッセージの中にある本質的なところも知って、理解してもらいたいなと思っています。コンセプチュアルなことを井野さんの体験や馴染みのある言葉に変えて伝えているので、楽しみながらそれを少しでも考えるきっかけになったら最高です!

― doubletのコレクションで印象に残っているルックはどれですか?その理由はなんですか?

2022AW

<doublet>の場合はどのコレクションも毎回あっと驚くことが多いのでどれも印象に残っています。「それ本当にやるんですか??」みたいなことがたくさんあるんですが、全力で楽しみながらそれを実現していくために進めていくのが楽しいです。

個人的に印象に残っているのは22秋冬シーズンのコレクションです。ミステリーバスツアーで詳細を伝えず、招待者のバイヤーやジャーナリストにネタバレしないように半日拘束してショーを見てもらわないといけなかったのは仕事上で本当に痺れました…。

でもコレクション自体はテーマが分かりやすく伝わり、そのスケール感もあって、最後のモデル達がimmaちゃんのマスクを外してみんな笑顔で「THIS IS ME」(22秋冬シーズンのテーマ)を体現して歩き出すところは本当に感動しました!

― 持ってる私物を教えてください。その商品を購入した決め手も教えてください。

2017秋冬シーズンのランウェイショーデビューの際のスタッフTシャツは購入したものではないのですが、ランウェイショー直前で井野さんが制作してくれたスタッフTシャツです。

ショーに関わる全ての方の名前がバックプリントに入っていて井野さんらしい愛情表現が詰まった1着です。今でも大切に着ています。

「洋服の青山」とのコラボレーションしたスラックスはコロナ化で過剰在庫になったスーツをニュースで見たことをきっかけに、井野さんが連絡をしてアップサイクルアイテムとして展開したもの。思い付いてもなかなか実行できないことが多い中で、この行動力とファッションアイテムとして成り立たせるデザインは井野さんらしいなと感心して購入しました。

水澗 航
@mizumawataru

【ショープロデューサー】白坂 拡さん

― doubletの魅力はなんですか?

洋服を通じて人を楽しませ、笑顔と会話を量産するブランド。

― doubletのショーを演出するきっかけはなんですか?

ダブレットがTOKYO FASHION AWARD を受賞し、初めてショーをするとなった時にたまたま相談に乗りました。(2017年秋冬)

― ショーをプロデュースする上で一番意識していることはなんですか?エピソードなどもありましたら合わせて教えてください。

<doublet>とは井野さんそのもの。彼の頭の中にしかないイメージを具現化し、ショーで伝えるかが演出の主軸に置いています。いつもショーの3ヶ月前くらいに一度「次どうしようか」という話をします。(前回は表参道のうどん屋で)

最初は毎回真剣に話すムードで入るものの、すぐに違う話になり、そこで花が咲きます。「最近これが面白かった」「昔のこの漫画のここが好き」終わってみれば9割全然関係ない話です。しかしここが<doublet>を理解する上でとても重要な時間だったと後でわかるようになったと思っています。そう思いたいです。

そこからショー直前まで、「こんなの面白くない?」「これ凄いです!」みたいなものをお互いに投げ合います。お互い思いつきのアイデアを聞いて欲しいだけなので、しょーもないのもあれば、最終的にショーに採用されることもあります。井野さんも私も、面白い事、新しいモノ、人を楽しませる事が大好きなので、そこは共通しているかもしれません。

お互いふざけ合う時もあれば、どちらかが真剣で冷静な時もある。まるで夫婦漫才のような掛け合い。。。<doublet>に出会うまではどこか既成観念に捉われ、頭で出来ないと判断した事は避けていたように思います。でも<doublet>ではいくつもそれを乗り越え、実現して来ました。新しい事、未知なる物へのチャレンジする楽しさは<doublet>が教えてくれたと言っても過言ではありません。

出来るかどうかわからないけど、成功確率は3割くらいかもしれないけど、「出来たら楽しそうだからとりあえずやってみましょうか!」と笑いながら本人には伝えているけれど、自分自身の内心では「本番までには絶対に10割にまで持っていく」という気持ちでやってます。

― doubletのコレクションで印象に残っているルックはどれですか?その理由はなんですか?

2021SS

忘れもしない、陸くん(モデル)ゾンビ。映像を見てもらったらわかるのですが予想を超えるゾンビクオリティで、特に陸くんのゾンビの演技が凄くて。バイオ○ザードを超えとるやん。。。って皆んなで言いながら演出的には120点でした。

2022SS

このモデルに不良になってもらう為に、「木になっている果実をもぎ取って食べて!!」と言ってウォーキング中に食べてもらいました。後で聞くととんでもなく酸っぱかったらしく(まだ熟してなかった)「 この表情はそういうことだったんだ。。。。」と思ったらちょっと切ないんです。

2023AW

このルックはテーマから演出のアイデアを膨らませていた時、私の頭の中に出てきたコレクションイメージでした。まさか本当に出てくるとは思わなかったけど。

― 持ってる私物を教えてください。その商品を購入した決め手も教えてください。

44% NOT ORGANIC COTTON。この逆の発想は常に心がけたい。という思いが56%。後の44%は「何これ、おもろ」と思い購入しました。

白坂 拡さん
@hiromu.shirasaka

【バイヤー】WISMの堀家さん

― doubletの魅力はなんですか?

着る人を楽しくしたり、高揚させる魅力が1番だと感じます。唯一無二。

― doubletをWISMでセレクトした理由はなんですか?

他にはない切り口で洋服を造り続けているし、doubletがお店にあるだけで華やかになったりワクワクしたり。その楽しさが1番の理由です。

― doubletの購入者は、どういう所に魅力を感じていると思いますか?

自分自身を彩れるツールとして。そして元気な人、元気になりたい人。人との繋がりを大切にしている人たちが、手に取り魅力を感じていただいていると思います。

― doubletのコレクションで印象に残っているルックはどれですか?その理由はなんですか?

ちょっと絞るのが難しいですが、刺繍を重ねたシリーズが出てきたコレクションくらいからが、やっぱり今の「はちゃめちゃ感」のベースになっていると思います。

2022SS

感動したコレクションで言えば、コロナ禍に日本で行ったショー。世界全体が抑圧された中でPUNK魂を持ち込んだ内容に、感動で目頭が熱くなりました。

2023AW

美しい素材にマスク付きとかは、やっぱりファンタジーを感じます。

― 持ってる私物はありますか?その商品を購入した決め手も教えてください。

たくさんあり過ぎるので難しいですが…。シーズン立ち上がりに取組む別注は特別な思いがあります。(毎回気合いを入れてビジュアル製作するのでそちらをメインにご紹介させてください。もちろんすべて持っています。)

初めて買う<doublet>。会話が生まれる。をテーマにして取り組みしている僕らの風物詩。これがスタートでシーズンが立ち上がる。僕らだけではなく、お客さんにもそれが伝わっている事が嬉しいです。

別注のチワワフーディは自分をはじめWISMや<doublet>のチームでチワワを飼っている人口が多く、公私混同で製作してもらいました(笑)。ヴィジュアルも私やWISM・<doublet>チームが実際に飼っているチワワです。

WISM
@wism_tyo

【モデル】Marikoさん

― doubletの魅力はなんですか?

何気ない日々にピリッとスパイスをくれるところです。

― doubletのショーを歩いた時のエピソードを教えてください。

当初は<doublet>のショー出演の予定はなく、他の案件のため髪をオレンジに染めて渡仏していました。ところが、パリ滞在中に井野さんの電話で急遽招集され、当時まだモデルをしていた、夫とオーディションを受けることに。運良く私の着たルックと髪色がマッチして、出演が決定…!!本当に私でいいんですか!?と驚きでしたが、モデルとして、ずっとお世話になっていたdoubletチームの皆さんとお仕事できたこと、すぐそばで皆さんの勇姿を見られたことは感慨深く、本当に嬉しかったです。

― doubletのコレクションで印象に残っているルックはどれですか?その理由はなんですか?

2020AW

やっぱり自分がモデルとして出演した、2020秋冬コレクション”We are the World”のルックです。チャイナなテイストと、日本のアニメキャラのようなカップケーキを模したお団子のヘアスタイリングが可愛くて今でもずっとお気に入りです。

― 持ってる私物はありますか?その商品を購入した決め手も教えてください。

ほぼ毎シーズンオーダーさせていただいているので、たくさんあって選ぶのが難しいのですが…(笑)その中でも、「可愛い!えっ!?こんな風になるの!?すご!」と、着ていると周囲の方が驚いて笑顔になってくれる、2019秋冬コレクション”Surprise!”のこちらのフーディー。かれこれ4年は着ているので、かなり着用感のある写真です。(笑)

前から見たら普通のシンプルなフーディーですが、背面には何も写っていない真っ黒なチェキがたくさん縫い付けられています。

こんなお茶目なギミックが施されていたら、買うしかないですよね!モデルの仕事の現場で、休憩時などにスタッフの方々に披露したりすると、みんなわいわい楽しんでくれるし、コミュニケーションのきっかけにもなるので、初めて行く現場にはこれを着て行ったりもします。”服を着る”という行為を、普段私たちは意識せずやっているけれど、日常に溶け込みすぎたその行為を、ワクワクさせ楽しいものにしてくれる、<doublet>の洋服がやっぱり私は大好きです。

Marikoさん
@mariko_h_n

【ライター】Keita Tokunagaさん

― doubletの魅力はなんですか?

ファッションで周囲を笑顔にするユニークさ(お笑い的)。

― doubletに関する記事を書く上で一番意識していることはなんですか?エピソードなどもありましたら合わせて教えてください。

doubletは、社会で起きている問題や課題に真正面から向き合い、皮肉と愛とユニーク(お笑い)で表現していると思います。展示会へ向かうと「かわいい」「かっこいい」という感情だけでなく「面白い!」という言葉が漏れる、気づいたらデザイナーやスタッフの皆さんと笑いあっている時間が多いです。

しかしコレクションテーマは社会の問題をシビアに捉えており、面白いブランドだ!という感想で終わらす事なく、「なぜその課題をファッションでやったのか」「なぜ衣服で表現するのか」表現しているデザインの奥を読み解いて伝える必要があると感じています。その中でも、私はモデルとしてランウェイを歩かせてもらった思い出のある22-23年秋冬コレクションショー。

テーマは「多様性」モデル全員がヴァーチャルヒューマン「imma」のお面を被ったり、渋谷スクランブル交差点を再現した「足利スクランブルシティスタジオ」をショー舞台にしたりと面白い情報が多く、そこに目が向きがちになるが、デザイナー井野さんが本当に伝えたい事を噛み砕く必要があると感じました。

― doubletのコレクションで印象に残っているルックはどれですか?その理由はなんですか?

2023SS

コロナの流行以降で初めてパリで発表されたショールック。真夏に降る雪という演出とdoubletといえば!というアイテムで現地にいた観客を盛り上げたんだろうなっとルック一つで分かるので好きです。私は日本にいましたが、きっと周りの人を笑顔にしたんでしょうね。

― 持ってる私物はありますか?その商品を購入した決め手も教えてください。

私がショーモデルに選ばれた22-23年秋冬コレクションで発表されたパーカー。刺繍されているのは私が普段使っている車椅子なんです。パリコレクションに出るほど日本を代表するdoubletのアイテムに私の車椅子が!ドーバーストリートマーケット銀座に並んでいる事を知り、見に行ってとても感動しました。

世界的にも車椅子をパロディとしてグラフィックに落とし込んだブランドはないでしょう。誰もしない事をさらっと成し遂げてしまうのがデザイナー井野さん。私がファッションの世界で仕事をしていて良かったと思えるほどの一生の宝物です。親も喜んでくれました。

Keita Tokunagaさん
@keita.tokunaga_

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