「不易流行」をテーマに開催
ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plus台湾発のデザイナーブランド「ジャスティンXX」「チャーホンスー」は、合同で期間限定店「不易流行」を伊勢丹新宿本店で開いている。同店のバイヤーが直接台湾へ訪れてセレクトした見応えのあるラインナップだ。台湾・紡拓会の協力のもと、谷商店(京都市、都築建吾社長)が運営管理する。9月19日まで。
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準備期間は約1年。台湾のブランドを日本で発信することを目的に、伊勢丹新宿本店と紡拓会が対話を重ねて実現した。不易流行とは、変化しない本質的なものに、新しい変化を取り入れていくこと。伝統的に受け継がれてきた技法や紋様が落とし込まれたデザインと、これまでの手法にとらわれない新しい表現方法で発信する現代の台湾ファッションに注目し、「伝統と現代が混ざり合い、心地良い雰囲気を持つ」2ブランドをキュレーションしたという。
商品は、同店のバイヤーがそれぞれのアトリエへ行き「どのような人が、どのような場所で、どのようなアイテムを作っているか」を見聞きしたうえで厳選した。
ジャスティンXXは、23年秋冬台北ファッションウィークで発表した寺院や建築の外壁画を手掛ける画家の荘武男と協業したコレクションや、台北故宮、国立歴史博物館と協業した中わたのジャケットやポンチョなどを販売している。
チャーホンスーは、天然素材を軸にアジアの歴史的な模様や伝統的な手織り、手染めの技術を使ったアイテムが特徴で、台湾の原住民が手編みしたセーターやビンテージのジャカードを使ったベストなどが揃う。
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