メルカリが、2024年春にスポットワーク事業へ参入することを発表した。求人プラットフォーム「メルカリ ハロ」を通じて、スキマ時間に働くことができる仕事を見つけられるようになる。それに伴い、11月13日に働く人を募集したい求人募集パートナーの先行受付を開始した。

　メルカリは、今年で設立10周年を迎え、現在では月間利用者は約2260万人、直近1年間の流通総額は1兆円規模に達している。今回のスポットワーク事業への参入を通じて、モノの売買やメルペイの決済・与信事業による「お金」と「信用」の循環に新たに「時間・スキル」を加えることで、「働く」こととその先にあるモノの購入、決済、与信といった体験をつなげていきたい考えだ。

　メルカリ ハロでは、スポットワークを利用したことがないユーザーも、フリマアプリ「メルカリ」から簡単に仕事を探すことができる。本人確認済みのメルカリのアカウントがあれば、新たに情報を入力することなく、簡単に仕事に応募することが可能で、働いた給与は即時に「メルペイ」で受け取れる。

　同サービスは、2024年初春に首都圏の一部エリアからのサービス開始を目指して開発を進め、順次全国へ展開していくという。

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