ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業が、横浜市戸塚区の横浜事業所内に研究・生産施設である「テクニカルディベロップメントセンター(Technical Development Center)」(以下、TDC)を新設した。TDC内には新工場を設置し、研究から生産まで一気通貫で“高度なモノづくり”を実現する。新工場では、ポーラが2024年2月1日にリニューアル発売する「ポーラ ザ ハンドクリーム」(100g 税込4290円)を、1月から生産する。
TDCは技術開発機能の強化のため、高度な生産技術の開発や生産の機能を担う。最新の知見を生み出す研究施設と、最新かつ独自の設備を有する生産施設を近接させることで、実験室での処方・剤型開発から大規模生産技術の開発、生産までを一気通貫させる。新工場は1月から稼働予定だ。ポーラ化成の製品生産は静岡県袋井市にある袋井工場との2拠点体制となる。
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新工場の生産第1号商品のハンドクリームは、ポーラ創業者の鈴木忍氏が妻のために作り上げた初めての化粧品で、2017年に創業88周年の際にリニューアルした。同ブランドのモノづくりの原点であり、新たな生産拠点の幕開けにふさわしい製品として進化させる。新ハンドクリームは、従来よりきめ細かなクリームに変更。独自の保湿成分の配合で手肌のエイジングケアを追求した。パッケージは、乳鉢をイメージした容器はそのままに「ひとりの幸せを願うあたたかな思い」をイメージした、ほんのり熱を帯びたようなピンク色を新たに採用した。
■ポーラ:公式サイト
ポーラ ザ ハンドクリーム
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