Image by: ポーラ・オルビスホールディングス
ポーラ・オルビスホールディングス(以下、ポーラ・オルビスHD)が、法人向けフェムテックサービス「ルナルナ オフィス」の「男性更年期プログラム」を3月6日からグループ全体で実証導入する。同サービスを運営するライフェム(LIFEM)との合意の下、実証導入を決定。働く男性が直面する健康課題の改善を支援する。
ポーラ・オルビスHDは今回のプログラム導入に際し、35歳以上のグループ社員371人を対象に、男性更年期症状に関するアンケート調査を実施。その結果、半数以上が更年期症状と思われる何らかの不調を感じていることが分かった。更年期症状による仕事への影響では、「集中できない」「労働時間が減った」「ミスが増えた」などが上位となり、業務への支障が懸念されると分析。現状ではこれらの症状に対して「我慢する(特に何もしない)」と回答した人は50%弱で、「医療機関を受診する」人はわずか3%だった。症状の改善策の認知も低いことから、男性更年期に関する知識啓発が必要だと考えた。
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同グループでは、ライフェムとの協業でこれまで女性従業員を対象に「月経プログラム」や「更年期プログラム」を導入してきた。今回その対象を男性従業員にも広げ、医療機関と連携したオンライン診療サービスを提供する。
男性更年期プログラムは、「ルナルナ オンライン診療」を活用し、男性更年期外来の受診と漢方薬などの処方・配送により症状の改善をサポートする。また、泌尿器科医師によるセミナーや、男女の更年期セミナーなどを実施し、従業員同士の相互理解および健康に関するリテラシー向上を推進。男女ともにより働きやすい職場環境の整備を進める。
■ポーラ・オルビスホールディングス:公式サイト
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ポーラ・オルビスホールディングスによるアンケート調査
ポーラ・オルビスホールディングスによるアンケート調査
田村 貴明医師
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