Image by: 山下陽光
「途中でやめる」を手掛ける山下陽光が、3月15日に開幕する第8回横浜トリエンナーレに出展し、同展に合わせて制作した新作の即売会を開催する。日時は3月17日の11時から13時までの2時間限定で、会場は旧第一銀行横浜支店1階 展示会場。
横浜トリエンナーレは、2001年にスタートした3年に一度開催される現代アートの祭典。国際的なアーティスティックディレクターを招き、世界のアーティストたちがいま何を考えどのような作品をつくっているかを広く紹介している。
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第8回となる今回は、北京を拠点とするアーティストでキュレーターのリウ・ディン(刘鼎)と、美術史家であり北京インサイドアウト美術館のディレクターを務めるキャロル・インホワ・ルー (盧迎華)をアーティスティックディレクターに迎え、魯迅の著書「野草」に着想を得た「野草:いま、ここで生きてる」をテーマに、横浜美術館を中心とした5会場で展示を行う。加えて、市内の様々なエリアでも親子連れが参加できるワークショップやイベントスペースを用意し、同イベントが当初から掲げる「現代アートの良質の入門編になる」という目標に立ち返るという。
山下が実施する「山下陽光の展示即売会」では、同展のテーマである「野草」に着想し、大井競馬場のフリーマーケットで購入した絵画に「ワサビ」を書き加えて販売するという初の試み「絵画シリーズ」(各3300円)を発表。このほか、「野草」という漢字を分解したパーツをコラージュしたロングスリーブTシャツ(5280円〜/いずれも税込)、野草をモチーフにした途中でやめるの一点物のリメイクアイテムなどをラインナップする。会期中は、即売会以外にも、来場者参加型のプレゼント企画や私物の展示等様々な企画を用意するという。
第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」
会期:2024年3月15日(金)〜6月9日(日)、「山下陽光の展示即売会」は3月17日(日)
休場日:毎週木曜日 (4月4日、5月2日、6月6日を除く)
開場時間:10:00〜18:00 (入場は閉場の30分前まで)、 6月6日(木)〜9日(日)は20:00まで開場
会場:横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路
公式サイト
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