イタリア・ローマのラグジュアリーブランド「フェンディ(FENDI)」が、創業100周年を控え、より肌に近く私的な側面に寄り添う新たな表現方法として、メゾンの精神を描き出すフレグランスを発売する。メゾンの長い物語を辿る7つのエクスクルーシブなフレグランス(各税込4万9500円 ※編集部調べ)を揃え、6月20日から一部のフェンディ直営店、公式オンラインストアで販売する。
フレグランスは、アデーレ・カーサグランデ(Adele Casagrande)とその夫 エドアルド・フェンディ(Edoardo Fendi)が、ローマにファーとレザーグッズの工房を開いた1925年に遡り、脈々と受け継がれてきた唯一無二で力強く情熱的なパフューマリーの未来の輪郭を描く。フェンディの起源は、ファーとレザーという高貴な原材料の希少性にある。それらは謙虚さと敬意、職人の卓越した技を必要とし、最上級のクラフツマンシップによってメゾンが築かれるとともに、その技が100年近く受け継がれた礎となっている。フレグランスコレクションはこの芸術性とフェンディの真髄を反映して香りで表現。7つのフレグランスは硬い絆で結ばれた家族の際立つ個性にインスピレーションを得て、彼らの思い出を織り込み、それぞれの構成で香りの物語を綴る。
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香りは、フェンディのアクセサリーおよびメンズウェアのアーティスティック ディレクターであるシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturni Fendi)、ジュエリー アーティスティック ディレクターのデルフィナ・デレトレズ・フェンディ(Delfina Delettrez Fendi)、クチュールおよびウィメンズウェアのアーティスティック ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)が思い描いたフレグランスを、調香師のクエンティン・ビシュ(Quentin Bisch)、ファニー・バル(Fanny Bal) アン・フリポ(Anne Flipo)が完成させた。チュニジア産のオレンジブロッサムアブソリュート、ブラジル産のトンカビーンズ、イタリア・カラブリア州産のベルガモット、アトラスシダー、インドネシア産のパチュリ、トルコ産のダマスクローズ、マダガスカル産のバニラを使用し、それらを濃縮(平均18%)している。
ラインナップはメゾンの創業者アデーレ・カーサグランデからインスピレーションを得た「カーサグランデ(Casa Grande=大きな家)」、アデーレの娘アンナ・フェンディ(Anna Fendi)を表現した「ドルチェ バーヨ(Dolce Bacio=甘美な口付け)」、フェンディ家3代目でアイコニックなバッグ・「Baguette」と「Peekaboo」の生みの親シルヴィア・フェンディをイメージした「ペルケノ(Perché no=どうしてだめなの?)」のほか、シルヴィアの娘たちをイメージしたフレグランスやキム・ジョーンズから着想を得たフレグランスを揃える。
ヴィジュアル画像
Image by: FENDI
Casa Grande
La Baguette
Perché No
Sempre Mio
Dolce Bacio
Ciao Amore
Prima Terra
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