
ハイブランドにも「バッグにぬい」

ハイブランドにも「バッグにぬい」

24年も折り返し地点となり、上期のトレンドに関するまとめを目にすることが増えました。前回ご紹介した「自然界隈(かいわい)」をはじめ、「アサイーボウル」や「ぷよぷよ動物プリン」「平成女児」など、『SHIBUYA109lab.トレンド予測2024』にもピックアップされている項目も多くトレンドとして、楽しまれていました。
抜け感を楽しむ
今後のトレンドとして私たちが注目しているのは、「バッグにぬい」です。2カ月ほど前から、SHIBUYA109渋谷店での館内ヒアリングの際に、バッグにぬいぐるみを付けている若者を見かけることが急増しました。高校生がスクールバッグだけでなく、お出かけ用の小さめのバッグやハイブランドのバッグにぬいぐるみを付けています。
もともと韓国のファッションブランドやインテリアブランドから販売されているぬいぐるみキーリングを付けることが発端ですが、近年「おぱんちゅうさぎ」などのキャラクターの人気が上昇していることも影響し、様々な「ぬい」をバッグに付けて、コーディネートの抜け感を楽しんでいます。
これまでぬいぐるみは子供の文化として楽しまれていましたが、様々なキャラクターコンテンツの盛り上がりから、大人がキャラクターを楽しむことに抵抗がなくなり、ファッションの一部として楽しむことができるようになったことも背景にあるのではないでしょうか。
日本文化のY2K
また、スマートフォンにストラップなどを付けることも増えています。ビーズのキーホルダーや、自分の好きなワッペンをカスタマイズしたタグなどを複数付けて、「ジャラジャラさせる」がトレンドになりそうです。

スマホにストラップを付けてカスタマイズする
他にも、浜崎あゆみさんをはじめ、平成ギャルが楽しんでいた「しっぽファー」をパンツやスマホに付けている若者も徐々に増えており、トレンドの兆しを感じます。
数年前よりトレンドになっているY2Kですが、今年は当時の海外セレブよりも、当時の日本カルチャーを感じられるY2Kに注目が集まっていることが影響していると考えられます。

長田麻衣(おさだ・まい) シブヤ109ラボ所長。総合マーケティング会社で、主に化粧品・食品・玩具メーカーの商品開発・ブランディング・ターゲット設定のための調査やPRサポートを経て現職。毎月200人の若者と接する毎日を過ごしている。好きなものは、うどん、カラオケ、ドライブ。
最終更新日:
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