アメリカ発のヘアケアブランド「インナーセンス(INNERSENSE)」が日本に初上陸する。マッシュホールディングスが、ブランドのアジア展開を担う新会社インナーセンスアジアを新たに設立し、運営。インバス、アウトバス、ヘアスタイリング剤をラインナップし、コスメキッチンビューティー(Cosme Kitchen BEAUTY )NEWoMan新宿店、コスメキッチンおよびブランド公式オンラインストアで9月12日から先行販売する。11月1日からコスメキッチン全店舗で取り扱う。さらにマッシュホールディングスとして初めて、ヘアサロン市場に参入し、専売品の取り扱いも行う。
インナーセンスは、ヘアスタイリストとして熟練の知識と技術を持つグレッグとジョアンのスタークマン夫妻が、2005年に設立。遺伝的障害を持つ娘が生まれたことをきっかけにヘアケア製品の人体への影響について改めて見つめ直し、有害な原料を徹底的に排除し、環境負荷にも配慮したクリーンフォーミュラかつクルエルティフリーでありながら、使用感や高品質なパフォーマンスの両立を追求した。完成度の高さからアメリカでは約4000店舗、ヨーロッパでは約600店舗のヘアサロンで導入。B Corp認証も取得している。
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日本上陸に合わせて来日したスタークマン夫妻は、「日本の皆さまに私たちの愛情を注いだブランドをお届けできることを嬉しく思う」とコメント。グレッグ氏は、「私たちは、品質と効果、意識的な透明性、誠実さをもって開発しています。そして大切なのは人と髪に対して優しく、それでいて地球環境の未来も考えたものづくりを行うことだと思っています」と語った。ブランド独自の「使用しない成分リスト」は3000に及び、徹底した成分を厳選することで髪のポテンシャルを引き出す商品を開発。開発には皮膚科医であるレベッカ・マーカス博士の協力を得て、敏感肌や頭皮に悩みを抱える人でも使用できる処方をクリア。水の配合量を一般的なヘアケア商品より約45%削減したことで高濃度処方を叶え、成分の浸透を叶える。
ラインナップは、インバスアイテムとして2タイプのシャンプー(各295mL、各4180円)、3タイプのコンディショナー(各295mL、4180〜4400円)、スカルプスクラブ(190g、5500円)などを揃え、アウトバスアイテムとしてトリートメントオイル(29mL、3740円)やセラム(29.5mL、5500円)といった頭皮と髪を労るアイテムを展開。プロ発想のスタイリングベース剤(295mL、4180円)、スタイリングフォーム(177mL、4180円)もラインナップする。そのほか、ヘアサロン専売品も用意する。
ジョアンは高濃度ゆえの商品の特徴的な使い方をレクチャー。「私たちの商品は“濃厚”でクリーミーなんです。独自の使用方法として『アウェイクニング』をお伝えします。製剤を手のひらに乗せたら、少量の水とこすって乳化させてから使うんです。泡で出てくる商品も、こすり合わせてアウェイクニングしてから使うことで、成分を頭皮にも届けさせられるのです」。最後にグレッグは、「私たちの商品の特徴の一つに、水分を保持するヒューメクタントの考えがあります。シリコンなどでコーティングして乾燥を防ぐのではなく、内側からしっかりとうるおいを与えて、栄養を行き渡らせるということです。日本は季節によって湿気も乾燥もあり、髪のダメージとなる外的要因に悩んでいる方も多いと思います。そんな方々に、ぜひ使っていただけたら嬉しいです」と締め括った。
日本展開を手掛けるインナーセンスアジアは、代表取締役会長としてマッシュホールディングスの代表取締役社長である近藤広幸氏が就任、取締役社長を長年海外発のオーガニックビューティブランドにおける日本事業に携わってきた中谷昌弘氏が務める。グループのシナジーを活かし、まずはコスメキッチンを中心に販売し、ヘアサロンでも取り扱う。なお、マッシュホールディングスがサロン取り扱いのヘアケアブランドを手掛けるのは初めて。今後早い段階で東京や大阪など主要エリアにフラッグシップストアの出店も検討。日本だけでなく、アジアの他国への進出も計画している。
Image by: インナーセンスアジア
グレッグ&ジョアン・スタークマン
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