MUJI room typeA
Image by: 良品計画
「無印良品」を展開する良品計画が、宿泊事業の新しいプロジェクト「MUJI room」を立ち上げた。第1弾として、大阪・此花のホテル「リーベルホテル大阪」内に同社が監修した客室を12月1日に開設する。9月5日からMUJI room公式サイトとリーベルホテル大阪公式サイトで宿泊予約を受け付けており、料金は2人で1泊6万8000円から。
同プロジェクトは、ホテルや旅館、貸別荘など地域の既存宿泊施設の中に、良品計画が手掛ける客室を設置。「地域に溶け込むもうひとつのくらし」をコンセプトに、無印良品が目指す世界観を体感できる宿泊体験を提供するという。また、旅行スタイルの変化などにより、空室が埋まらなくなった地域の旅館やホテルの事業者をバックアップすることも目的としている。
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宿泊施設事業者は、「地域共生型」と「受託型」の2種類のモデルから選択が可能。地域共生型は、良品計画が初期投資、集客、予約管理まで担い、既存の建築を活かしてなるべく小さなコストで空間づくりを行う。受託型は、空間デザインとサービスデザインを良品計画が業務として受託する。
MUJI room typeC
Image by: 良品計画
受託モデルケースとして、12月1日に「MUJI room LIBER HOTEL」をオープン。リーベルホテル大阪内に、タイプA〜Dの4タイプの客室を3部屋ずつ、計12部屋を設置している。タイプAとBには洗濯機や大型の冷蔵庫、ミニキッチンなどがあり、中長期の滞在を想定。タイプCは4人部屋、タイプDは6人部屋となっている。全タイプの部屋で、アメニティやフードアメニティ、寝具などに無印良品のアイテムを使用している。
また、地域共生型モデルケースでは奈良・吉野の旅館 坂本屋に、「MUJI room SAKAMOTOYA」が3部屋オープン。2025年2月の開業を予定している。
◼️MUJI room:公式サイト
MUJI room typeA
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