


アパレルメーカーで自社縫製工場を構えるスタンド(福井県越前市、土久修司社長)はアパレルブランド「コンコース」の販売を強化する。
(森田雄也)
コンコースは24~25年秋冬物からスタートしたファクトリーブランド。ブランド名は「人が集まるところ」を意味し、企画、デザイン、営業、加工などは外部に委託してチーム形式で運営している。アイテムはメンズ、レディス、ユニセックスで、ビンテージ要素を今の雰囲気に加工するのが特徴。
今年3月に初の展示会を東京で開いた。一定は集客出来たものの、周知する時間が限られていたことから、9月に開催した25年春夏物展では事前のアナウンスを強化した。
手の込んだアイテム
来春夏は、ブリーチ加工によるムラ感と胸元のウール混ワッペンが目を引くクルーネックスウェットトップや、フードを後付けして袖もフリーダムスリーブにしたパーカなどを出す。
Tシャツはインド産の超長綿を使い、手作業でダメージ加工やステッチ、染め分けをするなど手が込んでいる。8オンスの度詰めシャンブレーを採用したスキッパーシャツやウェスタンスタイルシャツは、薄いがコシのある仕上がりで日焼け加工を施した。

8オンスのシャンブレーを使った上品なスキッパーシャツ
ボトムも充実する。ランチパンツをベースにした10オンスジーンズは、ワイドながら、ややテーパード型のシルエット。度詰めしたプレーティングで膝が出にくいワイドスラックスや、ヘビーワッフルを使ったフレアパンツなども揃える。
スウェットトップ・パーカは税抜き3万1000~4万円、Tシャツ2万~2万6000円など。
基本的に商社と協力して調達した綿100%のオリジナル生地を使う。卸販売とEC販売の両軸で展開する。

ユニセックスも揃える
安定した生産体制
物作りは自社工場で行う。OEM(相手先ブランドによる生産)の仕事も受けていることもあり、生産キャパシティーを広げるため、約9カ月前に外国人技能実習生として3人を採用した。さらに今年になってから、土久社長自らバングラデシュへ出向き、現在3人を追加雇用するため面接を行っている。現在働いている日本人縫製工員を含め、今後は物作りの技術を高めながら量産体制を構築し、安定した生産体制を目指す。

土久社長
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