TOKYO BASEが運営するセレクトショップ「CONZ(コンズ)」が、新しくウィメンズラインを立ち上げた。新ライン始動に合わせて、8月22日に初のウィメンズ単独店を原宿にオープンした。
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コンズは、「日本特有のミックススタイルを世界に提案すること」をコンセプトに掲げ、格式張らずに自由にファッションを楽しむ人に対し、ジャンルやジェンダーに捉われないアイテムを販売。昨年9月に1号店を原宿にオープンし、今年7月には関西エリア初となる路面店を大阪・堀江に出店した。
ウィメンズラインは、原宿本店などで商品を購入する女性顧客の割合が高かったことなどを踏まえ新設。ディレクターは「ザ トウキョウ(THE TOKYO)」や「ステュディオス (STUDIOUS)」で販売員として経験を積んだ鈴木詩穂氏が担当。現場での実績とカジュアルなスタイリングに強みを持つことなどから今回の抜擢に至ったという。ターゲットはメンズラインと同じく20代中盤を設定し、アパレルウェアから小物までトータルコーディネートを提案する。
新店は、ステュディオス 原宿本店の向かいに位置。民家の跡地を活用したというテナントは、地上3階建てでレンガ調の外観に仕上げた。内装は本店と同様、東京の設計事務所ダイケイ・ミルズ(DAIKEI MILLS)が担当。



店内内装
Image by: CONZ
商品構成はセレクト9割、オリジナル1割からスタート。ストリートとカジュアルをミックスさせるように心がけたというセレクトでは、「コトハヨコザワ(kotohayokozawa)」や「コーガ(KOWGA)」、「アコーディオン(A CCORDION)」などのほか、「ターク(TAAKK)」や「アンスクリア(INSCRIRE)」などメンズ店舗でも展開しているブランドも揃う。このほか、アクセサリーブランド「スリースリークラブ(33club)」や、革小物を手掛ける「イッチ(ITTI)」なども用意する。ディレクターの鈴木氏が独自の目線で選定した、全20ブランドのうち、「オープン セサミ クラブ(OPEN SESAME CLUB)」をはじめとした約半分のブランドは新規での取り扱いとなる。




展開商品
Image by: FASHIONSNAP
オリジナルアイテムは、「コトハヨコザワ(kotohayokozawa)」の横澤琴葉や、「ムカサ(mukasa)」と「シングス ザット マター(THINGS THAT MATTER)」のディレクターを務める武笠綾子と協業。オープン時は6型からスタートするが、将来的にはオリジナルの比率を3割ほどに高めたい考えだ。
オープンを記念し3階には、「フッドマート(Hoodmart)」がポップアップストアを8月24日まで出店。店頭では、オリジナルキャラクター「macoちゃん」をプリントしたヴィンテージTシャツのほか、国内外のキャラクターのキーホルダーを組み合わせ制作したオリジナルのキーホルダーなども展開する。




オリジナルキャラクターのmacoちゃん
Image by: FASHIONSNAP
ウィメンズライン立ち上げの構想から店舗が完成するまでの準備期間は約半年。オープン直前を迎え、鈴木氏は「社内の人から自分のセレクトしたアイテムに対して、可愛いねという声が増えたことは嬉しかったし安心もした」と心境を明かした。初日の売上については「月間ひいては年間売上にも大きく関わるため大事にしている」と語り、目標として200万円を目指す。

ディレクターの鈴木詩穂氏
Image by: FASHIONSNAP
最終更新日:
■ CONZ WOMENS原宿店
オープン日:2025年8月22日(金)
所在地:東京都渋谷区神宮前 4-26-31
営業時間:12:00-20:00
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