

ユナイテッドアローズ2026年3月期連結業績は、売上高が前期比9.1%増の1646億円、営業利益が同14.3%増の91億円、純利益が同42.7%の61億円だった。営業利益以下は3月に上方修正していた金額を上回った。原価高騰、為替変動の中でも粗利率は2015年3月期以降の最高水準となる52.4%で着地。2024年〜2026年3月期で推進してきた中期経営計画を概ね達成した。
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単体のユナイテッドアローズのチャネル別売り上げでは、直営実店舗を指す小売が前期比10.8%増の870億円。ネット通販は在庫配分の適正化が進んだことで、自社・他社サイトともに大きく伸長し、同8.7%増の405億円。アウトレット等は同14.7%増の272億円だった。
事業別では、 「ユナイテッドアローズ」「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」を中心とするトレンドマーケット事業が前期比8.8%増の839億円、 「ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング」を中心とするミッド・トレンドマーケット事業が同12.0%増の457億円と、 ともに前期実績を超えた。 ミッド・トレンドマーケット事業では出店を強化している「シテン(CITEN)」が増収に寄与した。
2027年3月期は、売上高で前期比1.0%増の1661億円、営業利益で同9.6%増の100億円、純利益で同1.0%増の61億円を見込む。3月2日付で譲渡したコーエンの減収分を補いながらの増収増益計画となる。
◆中期経営計画は概ね達成、新中計を発表
2024年〜2026年3月期の中期経営計画で掲げた目標は、売上高1600億円以上、営業利益90億円以上、営業利益率5.6%以上、ROE13.8%以上。営業利益率の項目のみ約5.5%と若干の未達だったものの、そのほかの項目は達成した。同中計期間で「アティセッション(ATTISESSION)」「コンテ(conte)」「ナイスウェザー(NICE WEATHER)」「オソイ(OSOI)」といった4つの新ブランドをスタートして課題だった若年層の獲得に一定の手応えを得たほか、2025年9月には越境ECサイト「ユナイテッドアローズ グローバル オンライン」を立ち上げて海外展開を強化。会員プログラム「UAプログラム」の会員数は前中期末と比べて33万人増となり、164万人を突破した。
同社は新たに、2029年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定。中高価格帯マーケットに特化することで、国内アパレル、海外アパレル、非アパレル事業において高感度・高付加価値戦略を推進し、3年後までに売上高1850〜1950億円を目指す。カジュアルブランド「コーエン(coen)」を運営するコーエンの売却は、こうした企業方針によるものだという。
あわせて10月1日付で持株会社体制に移行し、商号を「TABAYA ホールディングス」に変更することも発表している。
最終更新日:
■ユナイテッドアローズ 2026年3月期通期
売上高:1646億円(前期比9.1%増)
営業利益:91億円(前期比14.3%増)
純利益:61億円(前期比42.7%増)
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