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グンゼ26年3月期、純利益92%減 主力のアパレル事業で赤字転落

 グンゼが2026年3月期の連結業績を発表し、売上高は前期比4.5%減の1309億円、営業利益は同38.4%減の48億円で着地した。主力のアパレル事業で2025年4〜6月期に計上した事業構造改善費用の影響で、純利益は同91.9%減の5億円に沈んだ。また、同事業で期末に棚卸資産評価損が約19億円増加したことにより、各利益の通期業績予想を大きく下回った。

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 売り上げシェア44%を占めるアパレル事業の連結売上高は同3.6%減の585億円を計上。営業損益は赤字に転落し、13億円の損失となった。

 アパレル事業で推進している事業構造改革では成長性の見込めるカテゴリーに集中し、SKU削減による効率化や値上げを進めているほか、生産物流再編、間接部門効率化などの取り組み強化により資本効率を高め、持続可能な事業への再生を目指している。今期、インナーウェア分野では、完全無縫製のインナーなどを販売する「キレイラボ(KIREILABO)」が量販店など既存ルートの販売減少の影響を受けたが、汗対策の機能性商品「アセドロン」が年間を通じて好調だった。レッグウェア分野で展開しているロングセラーストッキングブランド「サブリナ(SABRINA)」は値上げの影響もあったが、収益性が改善したという。

 グンゼ全社の2027年3月期としては、アパレル事業以外は増収を見込み、売上高で1320億円(同0.8%増)を計画。アパレル事業の構造改革や、プラスチックフィルムのグローバル収益改善、エンジニアリングプラスチックスにおける半導体関連製品の在庫調整局面からの回復により、営業利益は88億円(同80.3%増)を予定し、純利益は大幅に改善し10倍以上となる52億円となる見通しだ。アパレル事業は売上高566億円(前期比3.4%減)、営業損益は13億円の黒字転換を目指す。

最終更新日:

■グンゼ 2027年3月期連結業績予想
売上高:1320億円(前期比0.8%増)
営業利益:88億円(同80.3%増)
純利益:52億円(同921.6%増)

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