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LVMHの「マーク ジェイコブス」売却が正式決定 WHPグローバルが年内に取得

売り場

マーク ジェイコブスの売り場(2025年4月撮影)

Image by: FASHIONSNAP

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マーク ジェイコブスの売り場(2025年4月撮影)

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マーク ジェイコブスの売り場(2025年4月撮影)

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 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(以下、LVMH)が、傘下の「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」を2026年内に売却すると正式に発表した。売却の噂は昨年浮上し、買い手には「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」や「フォーエバー 21(FOREVER 21)」を擁する米ブランド管理会社オーセンティック・ブランズ・グループ(Authentic Brands Group)、ブルースター アライアンス(BLUESTAR ALLIANCE)など複数の企業が候補として上がっていたが、「ジースター(G-Star)」を買収したブランドマネジメント会社のWHPグローバル(WHP Global)に譲渡することとなった。

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 マーク ジェイコブスは、デザイナー マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)が自身の名を冠したブランドとして、ビジネスパートナーであるロバート・ダフィー(Robert Duffy)とともに1984年に設立した。LVMHは、1997年に傘下の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアーティスティック・ディレクターにマークを任命し、あわせてマーク ジェイコブスの過半数株式を取得。30年にわたりLVMHグループ傘下で展開し、「様々なカテゴリーにおいて、ブランドを象徴する商業的に大成功を収めた製品が数多く誕生した。これらの成果は、初期の頃から計り知れない貢献をしてきたマーク ジェイコブスチーム全員の素晴らしい献身と革新的な精神を直接反映したもの」と同グループは総括している。

 マークは「この30年間、私を支え、信頼してくださったベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長には、永遠に感謝の気持ちでいっぱい。アルノー家およびLVMHと共に仕事ができたことは、光栄であり特権だった」とコメント。WHPグローバルによる買収後も、マークは引き続き創業者兼クリエイティブ・ディレクターの職に留まるという。

 アルノー会長は「マーク・ジェイコブスは、稀有な創造性と独自のヴィジョンを持つデザイナー。彼のファッション界への影響は否定しようがなく、過去30年間にわたるメゾンおよびLVMHグループの成功への貢献に対し、心から感謝の意を表したい」とたたえた。

 WHPグローバルはジースターのほか、「ヴェラ・ウォン(VERA WANG)」や「ラグ&ボーン(rag & bone)」といったブランドをポートフォリオに持つ。マーク ジェイコブスをこれらのブランドが属するプレミアムファッション部門の基柱に位置付ける。マーク ジェイコブスの買収により、WHPグローバルの年間世界小売売上高は95億米ドル(約1兆5045億円)を超える見通しだという。

 また、「ダナキャラン(Donna Karan)」や「カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」といった30以上のブランドを所有・ライセンス展開するアメリカのG-IIIアパレルグループ(以下、G-III)がマーク ジェイコブス ブランドの所有権を取得すると発表。具体的なスキームとしては、新たに設立する合弁会社を通じて、WHPグローバルとG-IIIがブランドの知的財産権を50%ずつ所有する。G-IIIは同ブランドのグローバルなD2Cおよび卸売事業の一部を運営する予定で、約5億ドル(約792億円)を投資するとしていることから、マーク ジェイコブスの評価額は約10億ドル(約1584億円)に達すると見られている。

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