
2025年春夏シーズンのランウェイより ©Launchmetrics Spotlight

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「バーバリー(BURBERRY)」を運営するバーバリー・グループ(Burberry Group plc、以下、バーバリー)が、2026年3月期のグループ連結業績を発表した。売上高は報告ベースで前年比2%減の24億ポンド(約5100億円)となった。前期は約7500万ポンド(約158億円)の純損失で、2009年3月期から16期ぶりの赤字転落となったが、今期の純利益は2100万ポンド(約44億円)を計上し、2年ぶりの黒字転換を果たした。
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今期はジョシュア・シュルマン(Joshua Schulman)CEOが進める構造改革「バーバリー・フォワード(Burberry Forward)」のもと、トレンチコートをはじめとする伝統的なスタイルに注力したことが奏功。前体制下で課題であった過度な値上げ戦略を是正し、全世界約200ヶ所の店舗に「スカーフ・バー」を設置するなど、スカーフやソフトアクセサリーを含むエントリー価格帯を強化し、客足が回復した。
アイテムではブランドの柱であるアウターウェアとスカーフが下半期に2桁成長を記録。ウィメンズウェアは前年比1%増、メンズウェアは同10%減、キッズウェアは同10%減で着地した。来期は更なるエントリーアイテムとしてポロシャツを育成すべく、「ポロ・ギャラリー」を導入し、トレンチコートの特設コーナーを順次設ける計画だ。
チャネル別では、リテールの売上高は同1%減だったものの、既存店比較では同2%の成長を見せた。ホールセールは同5%減、ライセンス関連が同7%減で着地。9店舗を新規出店した一方で21店舗を閉店し、直営店総数は410店舗となる。
地域別では、グレーターチャイナが同1%増、米州が同1%減、アジア太平洋は韓国での国内および観光客支出が増加した一方で、日本のインバウンドの鈍化などで同5%減、EMEIA(欧州・中東・インド・アフリカ)は中東情勢の悪化による観光客の減少が影響し、同2%減だった。
同社は収益性の改善に向けてコスト構造の刷新を継続しており、2027年3月期までに年間1億ポンド(約210億円)のコスト削減を目指している。2026年3月期にすでに8000万ポンド(約168億円)の削減を達成したという。
なお、ジェリー・マーフィー(Gerry Murphy)会長が11月の中間決算発表日に退任することを発表。後任には、英国投資ファンドのブリッジポイント・グループ(Bridgepoint Group PLC)を創業したウィリアム・ジャクソン(William Jackson)氏が就任する。
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