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　サウジアラビアは中東の中でも若年層が多く、30歳未満が人口の約63％を占めている（出典：JETROビジネス短信）。2030年までの国家改革戦略「ビジョン 2030」では、「労働力に占める女性の割合を22%から30%に引き上げる」という目標を掲げ、女性の社会進出による可処分所得と外出機会の増加から、美容意識の高まりが予想されている。また、2023年11月にオープンした銀座の旗艦店「YA-MAN the store GINZA」にサウジアラビアからの訪日客が訪れ、現地展開の要望を受けていたことから、今回のサウジアラビア進出に至った。　サウジアラビアでは、リフトアップを叶えるウェアラブルEMS美顔器「メディリフト プラス」、エステ用機器の技術から生まれたRF美顔器「フォトプラス プレステージ SP」の2アイテムを展開。ECサイトのみで、本体にローションを入れて皮脂汚れをオフするピーリング美容機器「ハイドラブライトスキン」も取り扱う。アラビア語でのECサイト開設により、サウジアラビアのみならず、クウェート、バーレーン、UAE、カタールにも商品を配送し、中東地域での認知向上を狙う。また美容感度の高い利用者が集まるクリニックで販売することで、家庭用美顔器のグローバルリーダーとして新たな市場の創出を目指す。　ヤーマンはこれまで、中国、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアの14の国と地域で展開してきた。今回の中東進出に続き、今後もグローバル展開を加速させ、日本発の美容機器メーカーとして高い技術力を持つ商品を届け、新しい美の体験を提供していく。

ヤーマン

Beauty

ヤーマンがサウジアラビアに進出　アラビア語のECサイトをオープン

　新たにCEOに就任したノーエ氏は、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループやシャネル（CHANEL）のイタリア事業部で、フレグランスや化粧品のセールス、コマーシャル部門のディレクターを経験。ロレアル（L'Oreal）のイタリア事業部では、「ランコム（LANCÔME）」や「イヴ・サンローラン・ボーテ（Yves Saint Laurent Beauté）」のゼネラルマネージャーを務めた。2013年に資生堂コスメティチイタリアの社長に就任し、2018年に資生堂EMEA地域 副チーフビジネスオフィサー、2019年にチーフビジネスオフィサーを歴任。2023年から副CEOとしてオペレーションや戦略を率いた。　資生堂EMEAは、「イッセイ ミヤケ（ISSEY MIYAKE）」や「ナルシソ ロドリゲス（narciso rodriguez）」、「セルジュ・ルタンス（SERGE LUTENS）」、「SHISEIDO」のフレグランス、「トリー バーチ（TORY BURCH）」および「ザディグ エ ヴォルテール（ZADIG & VOLTAIRE）」の事業展開のほか、「クレ・ド・ポー ボーテ（Clé de Peau Beauté）」「ドランク エレファント（DRUNK ELEPHANT）」「ナーズ（NARS）」のメイクアップおよびスキンケアの販売を担当。ヨーロッパ、中東およびアフリカ地域に10のオフィスを設け、約4500人の従業員を抱えている。本社はフランス・パリ1区のサン＝トノレ通りに位置する。

資生堂EMEAが新体制に　新CEOにアルベルト・ノーエ氏が就任、前社長は会長に

　オー リラは、1960年代当初からディプティックの創業者たちがクリエーションを育んだ中東の旅からインスピレーションを得た香り。スパイシーなピンクペッパーコーンとアトラスシダーのウッディーノートをアイリス、バニラ、サフランが香りを温めるように柔らかに広げて包むレザーのフレグランスを調香。「リラ（Rihla）」はアラビア語で“旅”を意味し、感動的で魅惑的な地平線がどこまでも続く、中東の記憶を瞬時に呼び覚ます香りを製作した。ヘアフレグランスはオー ド パルファンのスパイシーなレザーノートが長持ちするように創った。　またオード パルファン（75mL 同4万1800円）の取扱店舗を3月28日から拡大する。現在のDIPTYQUE青山、京都BAL、公式オンラインストアの3店舗から、GINZA SIX、二子玉川、六本木、丸の内、渋谷スクランブルスクエア、そごう横浜、ニュウマン横浜、伊勢丹新宿で展開する。

DIPTYQUE

「ディプティック」から中東の旅を表現したヘア フレグランスが登場

　新作のインスピレーション源は、ディプティックの創業者3人が何度も旅した中東。香りや色、驚きを求め、中東のさまざまな地へ赴いていたという。これまでもその“旅”をインスピレーション源に、スパイスをふんだんに使用した「ロー（L'Eau）」や「ロートル（L'Autre）」、幾何学模様をモチーフにした「ウード パラオ（Oud Palao）」など、さまざまなフレグランスを生み出してきた。　新たなフレグランスの名前に付けた「リラ（Rihla）」はアラビア語で“旅の記録”、または“旅”そのものを意味する。オードパルファン・オー リラは、メゾンの創業者たちの冒険と、生涯を通して12万キロを旅し旅行記リラを記した大旅行家 イブン・バットゥータの冒険を、香りで結びつけるように調香。「東洋らしい」調合を熟知している調香師のファブリス・ペルグラン（Fabrice Pellegrin）が、同ブランドの創業者の1人であるデスモンド・ノックス＝リット（Desmond Knox-Leet）のスケッチやメモが記載された革表紙の日記をコンセプトに製作した。　中心の香りとなるレザーは、パチュリとアトラスシダーをベースに身に着ける素材のように解釈。中国産の希少なシダーウッドの芯から抽出した同ブランド独自の分子を用いて、高度に洗練されたバザンレザーの香りを作り出した。次にアイリスの根茎が香り、レザーアコードの強さを和らげ、シックな香りが北京の中国宮廷を想起させ、ほのかにムスクが香り立つ。そこに、価値のある旅にかかせないスパイスだというピンクペッパーコーンと干し草のような香りのサフラン、体温と混ざるような甘さのバニラを加えた。ユーモアを感じるフレッシュでフルーティなラズベリーの絶妙な香りが一気に広がり、旅立ちのエネルギーとなるような芳香を放つ。ボトル中央のラベルは全面ゴールドで彩り、ボックスとラベルを装飾するイラストは、オードパルファン「ヴォリュート（Volutes）」と「フローラベリオ（Florabellio）」、「テンポ（Tempo）」のイラストを手がけたサフィア・ワレスがデザインした。

「ディプティック」から“旅”を表現したレザーのフレグランス登場　中東からインスピレーション

　マーヘッジは、レバノンで曾祖母の代から続くクチュリエの一家に生まれ、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズとロイヤル・カレッジ・オブ・アートに進学。卒業後はレバノンの首都ベイルートに戻り、2016年にブランドを立ち上げた。紛争の影響から、現在は活動拠点をパリに移してブランドを運営している。　コレクションは故郷である中東の伝統とマーヘッジが出会った強い女性像からインスピレーションを得ており、レバノンで手に入れたデッドストックの素材を用いて、家族経営のアトリエで製作している。ギャザーチュールやラッフルのスカート、バルーンヘムや丸みのある袖を用いたテーラードといった円形のフォルムが特徴で、これまでに「LVMH Prize」や「Fashion Trust Arabia Prize」にノミネートされたほか、世界中のデザイナーを支援する基金「MMM Fund」を2回受賞した。　インターナショナルギャラリー ビームスでは、シャーリングを施したブラウス（7万4800円）やコルセットのようなデザインのシャツ（7万7000円）、コクーンスリーブのジャケット（12万2100円）、モロッコパンツ（7万9200円）、チュールを組み合わせたミニドレス（12万2100円）、ハイウエストのスカート（10万5600円／いずれも税込、予定価格）をラインナップするという。

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