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好調続く「カーハート WIP」27年春夏はアイコンアウターをアップデート

カーハート展示会

Image by: FASHIONSNAP

カーハート展示会

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カーハート展示会

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 「カーハート WIP(Carhartt WIP)」が、2027年秋冬展示会を開催した。ここ数年人気が続いているアイコンアイテムをアップデートしつつ、ブランドイメージを拡大する戦略が垣間見えるコレクションだ。

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 同ブランドは、著名ヒップホップアーティストが着用したことや、古着人気の高まりなどにより、ここ数年若年層を中心にストリートシーンで高い支持を集めており、売り上げも右肩上がりだという。今シーズンは、ブランドを代表するワークアウターに柄や加工などのアレンジを加えて展開する。「デトロイトジャケット」は、前シーズン人気だったリアルツリー柄に続き、樹皮をモチーフにしたツリーカモ柄を提案する。

ジャケット
ジャケット

 「ミシガンコート」は、ブランドが初めて採用した「ダークデストロイウォッシュ」加工を施し、長年着込むことで生まれたような色落ちやアタリを表現している。近年、同ブランドのアイテムは古着市場で価格が高騰しており、新品よりも高値が付けられていることも珍しくない。このようなユーズド感があるデザインを打ち出す背景には、古着人気の高まりもあるという。

ジャケット
ジャケット

 ウィメンズでは、レオパード柄を大々的にフィーチャーしたアイテムが目を引く。アクティブジャケットやパンツといったアイコンアイテムに採用しており、ウォッシュ加工を施すことで、柄が主張しすぎず、馴染みの良い印象に仕上げている。近年のY2Kトレンドを背景にアニマル柄の需要は高く、過去に展開したヘビ柄なども売れ行き好調だったという。

ジャケット、パンツ
ハット
アニマル柄

 今期のコレクションからは、ブランドイメージを拡大しようとする戦略も見て取れる。ジーンズなど一部のアイテムでは、ブランドの象徴であるスクエアロゴのパッチをあえて使用せず、洗練された雰囲気を演出。シルエットも、従来のルーズなストリートスタイル一辺倒ではなく、カットにこだわったデザインを増やしたそうだ。また、スウェットではクリーミーな色合いの「プミス(軽石)カラー」をメンズとウィメンズで初展開。上品で洗練された印象を打ち出す。

ジーンズ

スクウェアロゴが施されていないジーンズ

ジーンズ
スウェット

プミスカラーのスウェット

 担当者によると、これらはストリートからの脱却ではなく、あくまでアプローチの「拡大」。近年注力しているスケートカルチャーの打ち出しも強化しており、昨年ミラノで実施したスケートイベントを今年はコペンハーゲンで開催するなど、カルチャー面での発信も続けていくとしている。

ヴィジュアル

スケーターを起用したシーズンヴィジュアル

最終更新日:

FASHIONSNAP 編集記者

山田耕史

Koji Yamada

1980年神戸市生まれ。関西学院大学社会学部、エスモードインターナショナルパリ校卒。ファッション企画会社、ファッション系ITベンチャーを経て、主夫業と並行してフリーランスとして活動した後、FASHIONSNAPに参加。ファッションを歴史、文化、経済などの多角的な視点から分析し、知的好奇心を刺激する記事を執筆することが目標。

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