
クラシコが2024年に発表していた看護師向けユニフォーム
Image by: クラシコ

クラシコが2024年に発表していた看護師向けユニフォーム
Image by: クラシコ
白衣やスクラブなどのメディカルアパレルを販売するクラシコは、2025年11月〜2026年7月期業績で4億7519万円の特別損失を計上した。これに伴い、2026年10月期の業績予想も大幅に下方修正した。同社は2025年11月に東証グロース市場に上場したばかりで、特損計上の背景として「上場時に示した成長戦略の実行状況が計画から乖離」したことなどを挙げている。業績悪化を受け、役員報酬の減額も発表した。
ADVERTISING
特別損失の内訳は、棚卸資産の処分に伴う損失が4億2500万円、横浜店の撤退関連費用が2100万円、減損損失が2800万円。棚卸資産については、保有する商品の一部が今後目指すブランドの方向性に十分適合していないとして、値引き販売ではなく処分を決定。横浜店は2024年2月にオープンしていた。あわせて事業体制も見直し、横浜店撤退のほか、中国の個人向け事業からも撤退する。なお、東京・丸の内、大阪、名古屋の店舗は営業を継続する。
同社の2025年11月〜26年7月期業績は、売上高が前年同期比19.7%減の21億6623万円、営業損益が4億2350万円の赤字(前年同期は1億1219万円の黒字)、純損益が10億7625万円の赤字(同1億1727万円の黒字)だった。自社ECでの販売施策が想定通りの成果に至らなかったほか、患者用の入院着「リフテ(lifte)」の受注減や、中国での法人向け大型案件の成約の後ろ倒しなどが響いた。
これらを受け、2026年10月期通期の業績予想は、売上高を従来の42億5000万円から29億1900万円、営業損益を2億3300万円の黒字から5億5200万円の赤字、純損益を1億5000万円の黒字から12億100万円の赤字に引き下げた。また、11月から2027年1月までの3カ月間、代表取締役の月額報酬を30%、常勤取締役を20%減額する。
最終更新日:
ADVERTISING
RELATED ARTICLE















