ADVERTISING

NOT A HOTELが日本初導入、アストンマーティン監修ヘリに乗ってみた

 NOT A HOTELが、モビリティのシェア購入サービス「NOT A GARAGE」の第2弾として、イギリスの高級車メーカー「アストンマーティン(Aston Martin)」が監修したヘリコプター「AIRBUS ACH130 Aston Martin Edition」の運行を開始した。同機体の導入は国内初となる。今回FASHIONSNAPは、東京から「NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA」がある群馬県北軽井沢まで、片道1時間弱のフライトを体験。移動を手段ではなく目的へと昇華する、新たな旅のあり方を取材した。

ADVERTISING

AIRBUS ACH130 Aston Martin Edition

 NOT A GARAGEは、ジェットやヘリコプター、クルーザーといったモビリティの使用権を回数ごとに保有できるサービス。2025年7月に販売を開始し、現在までにヘリコプターに加え、ポーランドのSunreef Yachtsが手掛けるクルーザー「SUNREEF 80 POWER NOT A GARAGE EDITION」と、NOT A HOTELオリジナルデザインの屋形船「SENTO」の3種をラインナップしている。いずれも、NOT A HOTELの建築やランドスケープにおける世界観を拡張するような、ラグジュアリーで洗練されたデザインが特徴だ。オーナーは、保有する使用回数を他のモビリティでも使えるほか、NOT A HOTELのオーナーも宿泊権を横断的に転用可能。幅広い利用方法を設けることで、モビリティの購入・維持にかかるコスト面でのハードルを大きく引き下げた。

 東京・新木場の東京ヘリポートからヘリコプターに乗り込み、皇居や東京タワーといった都心のランドマークを眼下に眺めながら、北西へと飛行。都心のビル群を抜けると段々と緑が広がり、やがて田畑や山が一面に広がるのどかな風景に癒される。北軽井沢のポートに着陸したのは約50分後、NOT A HOTEL KITAKARUIZAWAはそこから車で10分ほどの距離にある。東京駅から新幹線とタクシーを乗り継いだとして約2時間、車で向かえば3時間前後を要することを思えば、タイムパフォーマンスは圧倒的だ。「NOT A HOTELのオーナーの皆さまは非常にお忙しい方が多い。貴重な休日を目一杯楽しめるという点だけとっても、魅力を感じていただけるはず」と担当者は語る。

 このヘリコプターの魅力はもちろん移動時間の短縮だけではない。アストンマーティンがデザインした機体は、ブランドを象徴するグレーカラーに手作業で塗り上げられており、滑らかな曲線美に旅の高揚感が自然と高まる。内装にはレザーをはじめ英国製の素材をふんだんに使用し、随所に手仕事が光る高級感のある仕上がりに。シートに配したパンチングや、ヘッドレストにエンボス加工であしらわれたロゴなど、自動車と地続きの世界観を楽しめる。また、高所恐怖症の筆者は人生初のヘリ搭乗であったが、拍子抜けするほど揺れが少なく、まるでサスペンションの効いた高級車のような快適な乗り心地だった。おそらく意匠の面でも性能の面でも、一般的なヘリコプターとは一線を画す品質なのだろう。

 同サービスでは、単に拠点間をヘリコプターで移動するだけではなく、到着後の特別な滞在プランや季節ごとの周遊体験も用意。名店のシェフをNOT A HOTELに招く限定コースや、花火大会の空中鑑賞などを楽しめるという。試乗会では、オーナー専用の炉端焼きレストラン「石朴」でランチコースを提供。囲炉裏料理に舌鼓を打ちながら、東京を出発してまだ1時間強しか経っていないことに改めて驚きを感じた。担当者は「高速移動で浮いた時間を現地での食事に充てることは、想定している典型的な利用法の一つ。搭乗からチェックアウトまで、NOT A HOTELの世界観を余すことなく楽しめる」とその価値を強調する。

石朴でのランチコース

 NOT A GARAGEを立ち上げた狙いとして口にしたのは、「移動のコンテンツ化」というキーワードだ。NOT A HOTELは日本全体の観光力の底上げを掲げ、あえて観光の一等地ではない僻地に積極的に拠点を建設し、デザインの力で体験価値を創出してきた。だが、簡単には足を運べない立地で希少性が生まれる反面、移動にかかる手間や時間といったコストはオーナーの負担となる。その解決策として企画したのが、今回のモビリティシェアサービスだという。「ランドスケープにこだわった空間デザインを追求していることもあり、どうしても利便性の高いエリアから離れてしまう。それがオーナーの負担となってしまうのであれば、交通手段というインフラから整備すればいいというのが、NOT A HOTELの考え方」と担当者。移動自体の魅力を高めて旅の目的としてパッケージ化することで、利便性の欠如をポジティブな冒険心へと転換する取り組みは、同社ならではのユニークな発想と言える。

 1号機は22口限定・1口5500万円ですでに完売したが、10月5日から同サービス内でサブスクリプションプラン「NOT A GARAGE CLUB」の提供を開始。募集口数は20口限定で、初期費用は1590万円、月額管理費は19万8000円。契約期間は5年間となり、期間内は対象のモビリティを空き状況に応じて何度でも利用できる。担当者は「今後は拠点間のピストン運行なども検討している。NOT A HOTELでの滞在をより便利で濃密なものにしていきたい」とコメントした。

最終更新日:

ADVERTISING

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント