
Image by: FASHIONSNAP

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バーニーズ ジャパンが手掛けるヴィンテージショップ「チェルシー ヴィンテージ ルーム(CHELSEA VINTAGE ROOM)」が、俳優の夏木マリの私物コレクションを展示販売するポップアップイベント「MARI’S ARCHIVE」を開催する。10月31日から、同氏が公私にわたり愛用してきた服やバッグなど全59点を取り扱う。
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夏木はデビューから53年を経て、これまでに着用してきた衣装などを整理。膨大なコレクションの処分に悩む中で、親交のあるバーニーズ ジャパンのペニー・ルオ(Penny Luo)代表取締役社長に相談し、今回の企画がスタートした。





コレクションは、いずれも同氏が自ら買い集め、それぞれに語るべきエピソードがあるというアイテムがずらり。「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」の花柄のドレスは、覆面アーティストの「2020」をプロデュースした際に、その衣装として購入した。顔を覆い隠すマスクが話題となった2020年秋冬コレクションのもので、「2020のコンセプトにぴったりだと思って、すぐに買いに行った」と当時を振り返る。


「ジャンフランコ フェレ(GIANFRANCO FERRE)」のコルセット付きのドレスは、30年以上前に購入したもの。現在もライフワークとして続けるコンセプチュアルアートシアター「印象派」を立ち上げて間もない頃、パリで出会って一目惚れしたのだという。「舞台の資金も持ち出しで、懐が寂しい時期だった。清水の舞台から飛び降りるとはまさにあのこと(笑)」と懐かしそうに語った。


ファッションラバーとして知られ、ヴィンテージを購入することも多いという夏木氏。その魅力について「サステナブルであるという点は大前提」としつつ、「その服がいかに素敵な時間を重ねてきたか。新品として世に出たときより魅力的に感じられるような服に惹かれる」と答えた。今回のイベントについても「どのアイテムにも忘れられない物語があるが、次のオーナーとの間にもきっと新しい物語が生まれる」と語り、「それを何代も繰り返すことで、積み重なった物語が服の持つパワーを増幅させる。出品した衣装たちが、次に手に取った方にとって忘れられない出合いになれば」と期待を寄せた。
「チェルシー ヴィンテージルーム」平野聡一郎氏
チェルシー ヴィンテージルームは、バーニーズニューヨークの顧客からの買い取りが大きな軸の一つ。密なコミュニケーションを通じて商品を調達しているため、前オーナーの記憶や想いを次に受け継ぐという役割を大切にしている。今回のイベントは、我々のそうした理念を形にしたもの。他のセカンドハンド店にはないユニークな取り組みとして、今後もこうしたセレクターにフォーカスしたイベントを続けていきたい。
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