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良品計画が3期連続で過去最高業績 売上高1兆円目前、3ヵ年計画を上方修正

 良品計画の2026年8月期連結業績は、営業収益・各段階利益が3期連続で過去最高を更新し、営業利益は初めて1000億円の大台を突破した。売上高に相当する営業収益が前期比17.7%増の9235億円、営業利益が同40.1%増の1034億円、純利益が同50.3%増の764億円となり、大幅な増収増益を記録している。

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 好業績の背景には、国内外での店舗数増加と海外事業の大幅な売上伸長がある。営業総利益率は生産の内製化による原価低減と値下げの抑制により、前期比1.4ポイント改善の52.8%で着地した。販管費率は売上伸長が販管費の増加を上回ったことで0.3ポイント改善。営業利益率も前期比1.8ポイント上昇し、純利益は為替差益や政策保有株式の売却益といった一過性要因も加わって、50.3%の大幅増益となった。

 セグメント別では、全事業で増収増益を達成した。国内事業は、営業収益が前期比8.7%増の5109億円、営業利益が同21.6%増の633億円。出店拡大に加え「無印良品週間」や「良いね祭」などの季節プロモーションが寄与した。EC売り上げは上期のシステム障害の影響で前年割れしたが、店舗売り上げの伸長がカバーした。

 東アジア事業は生活雑貨と食品がけん引し、営業収益が同32.2%増の2938億円、営業利益が同44.2%増の616億円と大幅に伸長した。中国大陸では、現地MDを中心とした品揃えやマーケティング強化が奏功。韓国も売り上げが4割超伸長するなど好調に推移した。

 東南アジア・オセアニア事業は営業収益が同32.8%増の665億円、営業利益が同64.1%増の91億円。タイやベトナムでの旗艦店出店を中心とした店舗網拡大に加え、値下げ抑制や価格見直しにより営業利益率が改善した。欧米事業も増収増益だったが、北米での出店再開や欧州での旗艦店にかかる先行経費により営業利益率は0.9ポイント低下した。

 2027年8月期の通期計画では、営業収益で初の1兆円、4期連続の最高業績更新を見込む。国内外の既存店売り上げの伸長と新規出店が成長を支える見通しで、既存店+EC売り上げは国内事業が前期比4%増、東アジア事業が同7%増、東南アジア・オセアニア事業が同10%増、欧米事業が同6%増を計画する。同期末の店舗数は国内760、海外824の計1584店舗を予定。欧州ではパリやロンドンに旗艦店を出店し、北米でも出店ペースを引き上げる。純利益は前期の一過性利益の反動により微減となる見通しだが、一過性要因を除く比較では営業利益と同等のペースでの増益を計画している。

 好業績を受け、2024年11月に策定した「3ヶ年ローリング計画」を3年目を迎える前にアップデートした。新計画では「チューニングからチャレンジへ」を掲げ、欧米事業を中心とした出店拡大や海外の事業基盤強化に向けた先行投資を加速。インド事業・中東事業についても利益創出基盤として機能させるため、リソースを再投入する。2029年8月期末までに営業収益約1兆2980億円、営業利益1560億円、営業利益率12.0%、純利益1010億円を目指す。

最終更新日:

良品計画
2026年8月期業績

営業収益:9235億円(前期比17.7%増)
営業利益:1034億円(同40.1%増)
純利益:764億円(同50.3%増)

2027年8月期業績予想
営業収益:1兆140億円(前期比9.8%増)
営業利益:1140億円(同10.2%増)
純利益:730億円(同4.5%減)

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