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バロックジャパンリミテッドが27年2月期予想を大幅下方修正 営業利益は期初予想から6割減

「アズール バイ マウジー」店舗画像

Image by: バロックジャパンリミテッド

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 バロックジャパンリミテッドが、2027年2月期の連結業績予想を下方修正した。修正後の予想は売上高が前期比1.3%減の508億(修正前は529億円)、営業利益は同65.4%減の1億1100万円(同13億円)、純損益は6億9600万円の赤字(同7億4300万円の黒字)。最終損益は黒字予想から一転、赤字となる見通しだ。

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 下方修正の主な要因は、2026年3〜8月の業績において主力ブランドの不振が続き、新規導入したECシステムのトラブルが重なるなど、大幅な赤字に転落したためとしている。3〜8月期の連結売上高は234億円(前年同期比5.4%減)、営業損益は9億400万円の赤字(前年同期は7700万円の赤字)、純損益は14億円の赤字(前年同期は1100万円の黒字)だった。なお、賃料上昇と中国人インバウンドの減少を受けて閉店を決定した同社の旗艦店「ザ・シェルター トーキョー(The SHEL'TTER TOKYO)」(11月8日閉店)に関して、5億5500万円の減損損失を特別損失として計上している。

 再建に向け注力している「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」では、商品開発やマーケティング戦略の改訂が一部既存客の離脱を招くとともに、冷夏や天候不順が重なり客足が低下。7、8月は回復基調に転じたものの前半の減少をカバーしきれなかったという。「エンフォルド(ENFÖLD)」や「ナゴンスタンス(någonstans)」といった百貨店向けブランドも低迷が続いた。そのほか、6月に導入した新システムの初期トラブルによりECの出荷遅延が発生したことで、EC売上高は前年同期比89.4%に落ち込んだ。一方で、ファッションビル向けの「マウジー(MOUSSY)」や成長ブランドの「ラグアジェム(LAGUA GEM)」など一部で好調を維持した。

 米国事業においては売上高が前年同期を上回ったものの、販売費、一般管理費の上昇により減益で着地。6月にはニューヨークの直営店を閉店しており、これにより同社の海外店舗はフランチャイズ店舗のみとなっている。

 同社は下期に向け、経営体質の転換と効率化の推進を打ち出している。販管費については、管理部門を含む全社での非効率な経費削減に取り組み、営業利益の最大化を図る方針。ECの出荷遅延トラブルは上期中に解消済みとしており、足元では回復傾向にあるという。ブランド軸では、堅調を維持するマウジーの強みであるデニム提案をさらに強化し、SNSでのプロモーションが伸長しているラグア ジェムを中心に予約段階からの情報発信に注力するなどで立て直しを図る。

■バロックジャパンリミテッド 2026年3〜8月期連結実績
売上高:234億円(前年同期比5.4%減)
営業損益:9億400万円の赤字(前年同期は7700万円の赤字)
純損益:14億円の赤字(同1100万円の黒字)

■2027年2月期の連結業績予想
売上高:508億(前期比1.3%減)
営業利益:1億1100万円(同65.4%減)
純損益:6億9600万円の赤字(前期は3億6600万円の黒字)

最終更新日:

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