「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」が、GMO AI&ロボティクス商事(以下、GMO AIR)と共同開発した人型ロボット(ヒューマノイド)向けウェアを発表した。ユナイテッドアローズがヒューマノイド向けウェアを手掛けるのは今回が初となる。11月20日に販売サイトのオープンを予定しており、オープンと同時に予約販売の受付を開始する。なお、価格は未定。
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GMO AIRは、AI・ロボット事業の総合商社。今年の6月に中国発のロボットメーカーUnitree Robotics(ユニツリー)と国内正規代理店契約を締結し、さまざまな用途に使える汎用性の高い132cmの人型ロボット「G1」と、重いものを扱える身長182cmと大型の人型ロボット「H2」を取り扱っている。ハードウェアはそのままに、グループが持つ開発力を活かし、独自のソフトウェアを搭載した製品を提供している。
同プロジェクトは、「ヒューマノイドがより社会で活躍し、多くの人と対話する未来」を見据えて実現。ヒューマノイドが服を着ることで、より愛着や親しみやすさが生まれることを目指した。実際に、「ロボット感が強くて、お客さまと会話をする時に違和感があるので、服を着せても良いか」といったような利用者からの声も多かったという。今回のウェアは、二足歩行ヒューマノイドの出荷台数が世界1位といわれているヒューマノイド「G1」向けに開発。今年4月に始動した「GMO ヒューマノイド・ラボ」が10月6日に大規模研究開発拠点として全面オープンした、「セルリアンタワー」11階の渋谷ショールームでメディア向けに披露した。

人型ロボット「G1」
Image by: FASHIONSNAP

人型ロボット「G1」のバック転デモンストレーション
Video by FASHIONSNAP
「G1」向けのウェアは、「ヒューマノイドと人と社会をつなぐような洋服」をコンセプトにデザイン。「G1」がオフィスの受付や発表の場所でも導入されていることから、より親しみやすさを感じられるように、柔らかなライトグレーのセットアップを採用した。ジャケット、パンツ、Tシャツに加え、両社のロゴを柄に落とし込んだオリジナルのスカーフも作成。華やかさを添えるだけでなく、首の後ろにあるコードを隠し、細身で寂しさを感じる首まわりのカバーとしても機能する。ポケットやベルトループのあしらいは、ダミーのディテールとして残した。
機能面にもこだわり、人とは異なる身体構造や可動域に合わせて制作。人よりも多いという関節に干渉せず、モーター部分に巻き込まないように試行錯誤し、ユナイテッドアローズの技術力で立体的パターンを設計した。ヒューマノイドは高熱になりやすいため、自然に排熱できるように裏地を省くなどの工夫を取り入れた。また、「G1」の背中のハンドルにアクセスできるよう、ジャケットの背面には開閉可能なジッパーを配し、人よりも細いウエストにはゴムをあしらった。




発表会では、ウェアを着用したヒューマノイドによるダンスのパフォーマンスも実施。激しい動きでも美しいフォルムを保つ、ウェアの可動性や耐久性、デザイン性の高さと、細かい振り付けをヒューマノイドで再現する、GMO AIRの高い技術力を披露した。

ダンスを披露
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ユナイテッドアローズ開発本部コーポレートビジネス部 岩野徳郎部長は、同プロジェクトについて、「人とロボットが心地よく共生する、新しいライフスタイルをデザインする取り組みだと思っている。初めてG1を見た時にやや威圧感を感じたが、そういったものを少しでもほぐしていくことができれば」と語った。

(左から)ユナイテッドアローズ開発本部コーポレートビジネス部 デザイナー鈴木脩氏、岩野徳郎部長、GMO AIR エンジニア 真次彰平氏、GMO AIR 事業担当 金明源氏
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最終更新日:
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