
星野リゾートが、2027年に開業を予定している新たな宿泊施設の概要を明らかにした。佐賀・嬉野には温泉旅館ブランド「界」の新施設「界 嬉野」を夏に、福井・勝山にはリゾートホテルブランド「リゾナーレ」の新施設「リゾナーレ福井」を9月10日に開業する。いずれも星野リゾートとしては県内初進出となる。また、奈良県明日香村ではラグジュアリーブランド「星のや」の新施設「星のや飛鳥」を7月22日に開業する予定。
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界 嬉野は、嬉野温泉に開業する全28室の温泉旅館。客室はすべて露天風呂付きのメゾネットタイプ。施設の中心にはスパトリートメント施設「美肌小舎(びはだごや)」を設け、嬉野温泉のなめらかな湯触りを生かした入浴とスパトリートメントを組み合わせ、ウェルネスを打ち出す。予約受付は2027年春に開始する予定だ。
リゾナーレ福井は、福井県立恐竜博物館に隣接する勝山市の「かつやま恐竜の森」内に開業する。「恐竜の森のデザイナーズホテル」をコンセプトに、約1億2000万年前の地層や恐竜化石が眠る土地の特性を建築デザインに取り入れる。最上階には、山々や九頭竜川を望む「パノラマプール」を備える。同施設は、勝山市が管理する公園に、公募で民間の資金やアイデアを導入するPark-PFIの仕組みを活用した官民連携事業。星野リゾートはホテルの運営に加え、公園全体の運営管理にも関わる。予約受付は2027年4月に開始する予定。

「界 嬉野」の客室イメージ
Image by: 星野リゾート
星のや飛鳥は、飛鳥時代の歴史や文化が色濃く残る奈良・明日香村に全35室で開業する。星のやブランドとしては、奈良県では2026年6月に開業した「星のや奈良監獄」に続く2施設目。明日香村西部の谷あいに位置し、地域の景観になじむ瓦屋根の低層建築を分棟形式で配置。敷地の中心には棚田を想起させる庭を設け、かつて藤原京が置かれた土地の歴史に思いを馳せる滞在を提案する。なお、星野リゾートと明日香村は2016年に企業立地に関するパートナーシップ協定を、2019年には地域活性化包括連携協定を締結している。宿泊料金は19万3000円からとなる予定。
星野リゾートは2026年は全国で8施設の新規開業・リニューアルを実施済み。2027年は以上の3施設のほか、1月12日に福島・磐梯のスキーリゾート「星野リゾート ネコマ マウンテン」内に、「BunkLodge NEKOMA(バンクロッジ ネコマ)」も開業予定。グループ客に比較的手頃な料金での滞在を提供する。2028年の開業予定地で既に発表しているのは、米国・ニューヨーク州や、神奈川・強羅など。
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