韓国、中国はメイクやスキンケアだけでなく、ボディケアでも名品が生まれています。フレグランスブームの流れで香りを楽しむボディウォッシュや、インテリアのようなボディクリーム、ユニークなアイデア商品など目を引かれるアイテムが続々登場。個性的なアイテムを厳選して紹介します。
ウッディな香りに癒やされるバスタイム
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韓国で流行っているのがウッディ系のフレグランス。ボディケアでもリラックスできる森林のような香りが人気です。スキンケアでも人気の「アイムフロム(I'm from)」の「ボディ&ハンドローション ニョク(Nyeok)」は、ずっしりとした夜の空気が漂う韓屋をイメージした、スモーキーウッディな香りで体をしっとり保湿します。
ウッディ系の中でも、特にヒノキのフレグランスが人気上昇中。セレクトショップなどで取り扱う「プルヴォワール(Pleuvoir)」はおしゃれな見た目だけでなく香り豊かなアイテムを揃えています。「ボディクレンザー ヒノキレザー」は森の木々に囲まれたような暖かみを感じる香りが特徴。またヒノキを主原料に展開する「ヒノク(hinok)」はヒノキの持つ抗菌、脱臭効果やその香りの心身のリラックス効果に着目。「ザ ハンドウォッシュ」は人工香料を使用せず、天然のヒノキオイル配合でナチュラルな香りに癒やされます。
ボディケアでもヴィーガンアイテムが拡大中
2021年頃からヴィーガン処方の韓国コスメが増えましたが、最近はボディケアでもヴィーガン処方が増えています。「モス(MOSS)」は自然にインスパイアされたケアアイテムを展開する韓国ブランドで、シダーウッドの香りの「ハンド&ボディウォッシュ リワインド」は、フランスのヴィーガン協会イヴ ヴィーガン(EVE VEGAN)の認証を取得しています。
同じくイヴ ヴィーガンから認証を受けたブランド「セラムカインド(SERUMKIND)」は「アキレア レジリエンス ボディセラム(ACHILLEA RESILIENCE BODY SERUM)」を販売。肌の活力を取り戻すアズレンや、弾力ケアをするメドウフォーム シード オイル、リラックス効果が期待できるヒノキ オイルなどの植物由来成分を配合しています。
ヴィーガンブランド「アニーロ(ANILLO)」の「フィグ ウイスキーボディオイル」は濃いウイスキーに染み込んだイチヂクの香りを表現。ベタつきのない植物オイルがハリのある肌に導きます。ウイスキーのようなカラーのオイルがボトルによく映えていて、贈り物にもぴったり。
中国のユニークアイデアが光るボディケア
ユニークなコンセプトやアイデアを作るのが得意な中国ブランド。ボディケアでも使うたび楽しくなる個性的なアイテムが揃います。「REVER」のボディウォッシュは、絞り出すとジェリー状のボディウォッシュが泡立ち始める不思議さと、バラエティ豊富な香り展開で人気商品に。
「REVER」の小紅書(RED)公式アカウントより
「IS是否」のボディエッセンスは液体の中にカラーパールがイン。このパールはビタミンC、ナイアシンアミドなどの美容成分を含み、ポンプで押し出すことで割れてボディウォッシュに混ざり合います。可愛い見た目だけでなくケアとしても注目されました。
「IS是否」の小紅書(RED)公式アカウントより
「IS是否」の小紅書(RED)公式アカウントより
「PWU」が発売するのは、まるで猫の肉球のようなピンクのゼリー石けん。顔や背中のニキビケアに適したティーツリーオイルや生薬としても用いられるクマツヅラの抽出物が配合された、実用性も高いアイテムです。
「PWU」の小紅書(RED)公式アカウントより
明るい肌を叶えるボディミルク
美白ケアや美肌ケアに目がない中国女子は、ボディケアでも美容成分に注目。スキンケアと同じように美容成分を選び、ボディケアをしています。「水之蔻(WATERCODE)」のボディミルクは糖化、酸化による肌の黄ぐすみに注目し、ナイアシンアミドやビタミンCなどブライトニング成分を配合。また「半亩花田(ban mu huatian)」のボディローションはフルーツ酸を配合し、古い角質を柔らかくすることで、くすんだ肌をケアしてくれます。
青山学院大学文学部卒業。産経新聞社サンケイスポーツ編集局記者職を経て、「WWD BEAUTY」記者として中国や欧米などの海外美容市場やビューティテック、スタートアップなどを中心に取材。2020年4月に独立し、現在は美容業界情報を中心に若者トレンドや中国市場に関する記事を執筆。
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