Fashion インタビュー・対談

【インタビュー】2015年春に再始動するMEG「カロリナグレイサー」とビームスの化学反応とは

(左から)BEAMS創造研究所シニアクリエイティブディレクター南馬越一義、CAROLINA GLASERデザイナー兼プロデューサーMEG
(左から)BEAMS創造研究所シニアクリエイティブディレクター南馬越一義、CAROLINA GLASERデザイナー兼プロデューサーMEG
Image by: Fashionsnap.com

 2014年春に休止していた「カロリナグレイサー(CAROLINA GLASER)」が、ビームスから再スタートを切る。デザイナー兼プロデューサーには創業者のMEG(メグ)が復帰。BEAMS創造研究所シニアクリエイティブディレクターの南馬越一義とタッグを組み、ECでの販売を通じて"大人の女性が着やすい服"を提案していく。「弊社にとっても挑戦だ」という南馬越氏、そしてブランドの再起に率先して取り組んだMEGの両者が考える新生カロリナグレイサーの目指すものとは。

■カロリナグレイサーがビームスから再始動するまで

―原宿にあるマンションの1室で立ち上げてから今年で約10年。今春に一度休止してから再始動までの経緯は?

MEG:去年友人からの紹介で南馬越さんと知り合い、「新たなカタチのカロリナグレイサーを展開したい」とお話させて頂いたことがきっかけです。立ち上げ当初から"欲しいと思った時に買える"ということやSNSには重点を置いて続けてきたこともあり、「さらに買い物を便利に楽しんでもらうには?」とずっと考えていました。ビームスさんに、このことを伝えたら「うちにとっても新しい試みで面白いのでは」と理解してもらい、タッグを組むことが決まりました。

―ECに特化したブランドは、ビームスにとっても初めての試みですよね。

南馬越:はい。ここ数年伸びているECに、会社としても力を入れようと様々な取り組みを行っています。カロリナグレイサーはZOZOTOWN等で確固たる顧客がついていて。売上も安定的だったので成功すれば、うちとしても良い前例ができると感じました。(再始動に向けてお話をしたのは)今年の3月ですよね?

MEG:そうですね、ブランドの休止が決まって割とすぐでしたかね。立ち上げ当初から長くお世話になっているゾゾ(ZOZOTOWN)さんからプッシュしていただけたことは特に大きくて、順調に話が進み、しっかりと制作・準備をして今回の再デビューが実現したと感謝しています。

―ただMEGさんは2013年発売の商品を最後にカロリナグレイサーからは離れていたわけですが、今回復帰ということで、またカロリナグレイサーを自身で手掛けたいという思いはずっとあったのでしょうか。

MEG:会社間の問題で私がデザイナーから離れることを発表した時、フォロワーさんやファンの方から「MEGじゃないと」や「すごく残念です」などのメッセージをいただき、嬉しいのと同時に驚いて、「だとしたらどんな形で残していけるのかな」と動いていました。自分で立ち上げたブランドですし、名前やデザインだけではなく、お客様の元に届くまでをきちんと組み立てることは重要ですからね。

南馬越:僕もやっぱりMEGさんにやってもらいたくて。単純に僕達が名前を譲り受けてやる感じではないと思っていました。

―復活に先駆けて今年の夏、MEGさんと他ブランドがコラボしたアイテムをビームスで販売していましたよね。

南馬越:テストとして、フランスの「レスアーティスト(LES(ART)ISTS)」とコラボしたTシャツやiPhoneケースを売り出しました。今っぽいブランドをピックアップしたんですが、発売後すぐに売り切れて。こういった企画もMEGさんのファンに受け入れてもらえるんだと手応えを感じましたね。

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