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Gショックをマニアが深掘り! 注目度No.1、超スピードで進化するカシオーク

Gショックをマニアが深掘り! 注目度No.1、超スピードで進化するカシオーク

 マニアが「Gショック(G-SHOCK)」の魅力を深掘りする「マニアが深堀り! Gショック編」。「Gショック(G-SHOCK」)にまつわる情報をほぼ毎日更新するサイト「great G-SHOCK world」運営者が、基本情報からマニアックな話まで独自の視点から紹介します。第3回目となる本章では、Gショックフリークのみならず世界中の時計ファンをざわつかせているモデル、通称「カシオーク」について。発売から数年で一躍人気モデルとなったアナログ盤オクタゴン(八角形)ベゼルによって、スクエア型デジタルウォッチの印象が根強いGショックのイメージは大きく変わりつつあります。

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 近年のGショックの動向として欠かすことができない存在、それが「カシオーク」です。カシオークとは2019年8月にオールニューで登場した「GA-2100」からはじまるオクタゴン(八角形)のベゼルを持つモデル群の総称になります。今回はそんなカシオークについて解説していきます。

既存モデルとの違い。カーボンコアガード構造の誕生

 Gショックは、1983年発売の初代「DW-5000C」から受け継がれている伝統的なスクエアスタイルのデジタルモデルを「オリジン」カテゴリーとしてブランドの中心に据えています。そして、光充電システム「タフソーラー」や世界6局対応電波時計機能「マルチバンド6」、外装をフルメタルにグレードアップさせたモデルなど、さまざまな革新的機能を注ぎ込み、常に進化し続けています。しかしその背景で、そのようなスクエアスタイルやデジタルモデルに代表されるブランドイメージを徐々に変えていこうと、アナログ針を備えたモデルの開発も長年続けられてきました。

 Gショックは2017年頃からウレタン、メタルに続く第3の素材としてカーボンの採用を開始します。カーボン素材の採用は当初こそ外装部分のみでしたが、2019年に入ると新開発したカーボン素材ケースでモジュールを保護する構造「カーボンコアガード構造」の製品化に成功し、一気に加速します。カーボンコアガード構造による最大の特徴は軽量化と文字盤デザインの自由度向上で、Gショックはこの新開発によってこれまで実現できなかったデザインを新しく生み出すことになります。

 その第1弾が、2019年8月にカーボンコアガード構造を採用したデジタルとアナログを融合した新モデルとして登場した「GA-2100」です。

時計の裏蓋

カシオークの語源は「カシオ+ロイヤルオーク」

 最初に発売されたカシオーク「GA-2100」のフォルムは、初代「DW-5000C」に見られるスクエアスタイルにも共通したような八角形ベゼルを備えています。また、ケースサイド四方には初代「DW-5000C」に見られた衝撃緩和を強める切れ込みを継承しており、オリジンの存在を踏襲したデザインであることがよくわかります。それでいて文字盤は太めの針を採用したアナログ表記、右下に小さめな液晶窓、そして左にレトログラードを配置したシンプルな造形が美しいモデルです。

黒い時計

GA-2100-1A1JF

 カシオークの語源ですが、「GA-2100」が世界中で発売されたとき、一部の時計ファンがSNSで「新作のGショックのオクタゴンベゼルは、オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)のロイヤルオークのベゼルとそっくりだ」と、指摘しました。この指摘は世界中の時計ファンへと一気に伝わり、時計業界の注目ニュースとして大きく取り上げられることに。というわけで、「カシオーク」は「カシオ」と「ロイヤルオーク」の2つを組み合わせた造語。もちろんカシオ公式では使われておらず、世間の話題から自然発生的に生まれたワードになります。

ブームの火付け役はオールブラック「GA-2100-1A1JF」

 カシオークの構造や語源を紹介した次は、キーとなるモデルを登場順に紹介していきます。まず、先述した通り、最初のカシオーク「GA-2100」が登場したのは2019年8月です。「GA-2100」は発売直後から支持を集めましたが、特にこのブラックアウトモデル「GA-2100-1A1JF」はシンプルさを際立たせたストイックな見た目によってカシオークブームを牽引するモデルとなります。

 基本スペックは20気圧防水、ムーブメントはデジタルクォーツ(月差±15秒)、耐衝撃構造です。そして基本構造にはカーボンコアガード構造を採用し、アラームやストップウォッチ、ワールドタイムなども備わっています。

黒い時計
黒い時計
黒い時計

 日本の市場では、「GA-2100-1A1JF」は発売から半年以上も欠品、まさに入手困難状態が続きます。筆者も発売直後に何度か時計店に足を運びましたが、お目にかかることすら叶わず、お店の人と話しても「いつ入荷するか一切わからないため、予約を受け付けることもできない」と言われるほどでした。そして発売から10ヶ月後、複数の店舗を巡るいわゆる“マラソン”を実施し、ようやく入手しました。

※マラソン:人気モデルの少ない入荷を求めて時計店を巡回する行為。“カシオークマラソン”などモデル名と併せて呼ばれることが多い。

人気のスケルトンタイプ「GA-2100SKE-7AJF」

 オールブラック「GA-2100-1A1JF」からはじまったカシオークブームはさらに続きます。2021年2月発売、Gショックのなかでも人気が高いスケルトン素材を外装に使った「GA-2100SKE-7AJF」が発売前から話題に。発売後は当然のように即完売し、オークションなど二次流通市場での高額取引に至りました。

 これまでも限定モデルであれば二次流通市場での高額取引はありましたが、ベーシックカテゴリーにあたる「GA-2100」の新色が高額取引されるケースはおそらくGショック史上初だったのではないかと思います。

 「GA-2100SKE-7AJF」は、発売から2ヶ月後に突如生産終了。しかし、あまりにも人気が高かったため、生産終了から1年後の2022年5月に再生産が開始され、しかも定番モデルとして展開されることとなりました。生産終了から再生産、そして定番モデル化、この速度もGショックの歴史の中で異例中の異例と言えます。

スケルトン素材の時計
スケルトン素材の時計
スケルトン素材の時計
スケルトン素材の時計

GA-2100SKE-7AJF

メタルカバーの「GM-2100B-3AJF」

 「GA-2100」が爆発的ヒット商品へと駆け上がる最中の2021年8月、ケースをメタルで覆ったメタルカバードカテゴリーのカシオーク「GM-2100」が発売されました。「GM-2100」は「GA-2100」とほとんど同じ基本スペックですが、基本構造にカーボンコアガード構造が採用されていません。筆者の推測ですが、「GA-2100」のサイズと同等にしている一方、ケースがメタル仕様のため、耐衝撃性能を確保するうえでカーボンコアガード構造の採用が見送られたのだと思われます。

 「GM-2100」はメタルならではの上質さから、オン・オフ問わない万能型モデルとして高い人気を誇ります。メタルの質感が文字盤にも反映されていたりと、「GA-2100」の雰囲気と異なるこのカシオークもまた、発売から3ヶ月ほどは入手困難状態が続きました。ちなみにメタル素材はケースのみに使われていて、バンド部分はウレタン素材なので、見た目より重さを感じさせないところもポイントのひとつです。

メタルカバーの時計
メタルカバーの時計
メタルカバーの時計
メタルカバーの時計
メタルカバーの時計
メタルカバーの時計

GM-2100B-3AJF

高機能性を備えた「GA-B2100-2AJF」

 「GA-2100」「GM-2100」と、人気カシオークが次々に生まれていく一方で、Gショックファンの間では次第に「タフソーラーやBluetooth連携などの機能がついたモデルに期待」や「フルメタルになってほしい」などと囁かれるようになりました。

 そんな中、2022年5月に登場したのが初代カシオークである「GA-2100」の外装を受け継ぎながら、タフソーラーやBluetooth連携機能が付加された革新的モデル「GA-B2100」です。また「GA-B2100」は、Gショック初のカラーモデルを再現したイエロー/グリーン/ブルーをまとうなど、当初から重要モデルの位置付けとして販売されました。

 初代カシオーク「GA-2100」誕生からわずか3年足らずで高機能モデル「GA-B2100」が登場。これはGショックの歴史上ないハイスピードなことで、カシオークがいかに人気で、カシオも力を入れているモデルであるということを証明した出来事になります。ちなみに、カシオークブームの牽引役であるオールブラックのカシオーク「GA-2100-1A1JF」も同様に、高機能モデル「GA-B2100-1A1JF」としてアップデートして発売されているので、気になる方はチェックしてみてください。

高機能時計
高機能時計

GA-B2100-2AJF

衝撃のフルメタル化「GM-B2100D-1AJF」

 2022年8月、Gショック史上で最も異例と言える出来事が起こりました。それがフルメタルモデル「GM-B2100」の発売です。1983年登場の初代「DW-5000C」がフルメタルモデル「GMW-B5000」へ進化するまで35年間もの時間を費やしてきたのに対し、カシオークはフルメタル化まで約3年と驚きのスピードで登場しました。これほど進化の早いモデルはGショック史上存在しません。

 「GM-B2100」は、これまでのカシオークとGショック35周年ではじめて登場した初代フルメタルモデル「GMW-B5000」に見られたスクリューバックの技術が融合したモデルです。ストイックなスタイルはそのままに、ケースやバンドに至るまで全体でメタル素材の上質感を携えたうえ、ブラックトーンの文字盤がさらに重厚な雰囲気を醸し出しています。

「GM-B2100」は、これまでのカシオークとGショック35周年ではじめて登場した

初代フルメタルモデル「GMW-B5000」に見られたフルメタル化の技術が融合したモデルです。

 2023年2月2日に発表されたカシオ計算機「2023年3月期第3四半期決算概要」には、フルメタルモデル「GM-B2100」はグローバルで好調とあり、カシオの時計事業の成長戦略で拡販強化するモデルとして挙げられています。

フルメタルの時計
フルメタルの時計
フルメタルの時計
フルメタルの時計
フルメタルの時計

GM-B2100D-1AJF

 以上、カシオークについてでした。今後のGショックにおいてカシオークは間違いなく中心になっていくことでしょうし、未来が非常に楽しみな存在です。

ブログでG-SHOCKの最新情報を発信。Twitterもあり。

編集者

本田圭佑

Keisuke Honda

1984年生まれ、千葉出身。アパレル業、出版社での雑誌編集者を経て、現在はファッションカルチャーを主体に企画・取材・執筆などを行う。日課は新旧問わず面白い漫画を探すこと。野球や不良、アングラをテーマに描かれた作品を好む一方で、とにかく可愛いを先行させた絵柄買いも横行。サッカーは苦手です。

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