
Image by: CHAUMET

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パリで1月に開催されたオートクチュール・ファッションウィーク期間中、各メゾンやジュエラーからハイジュエリーの新作コレクションが発表された。熟練の職人技と時間を重ねて生み出されたピースは、技術と美意識の結晶だ。本特集では、世界を代表する7ブランドの最新コレクションを紹介する。最終回となる第7弾は、「ショーメ(CHAUMET)」。
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アイコンモチーフの一つである「翼」を再解釈
新作ハイジュエリー「アンヴォル」に採用したのは、メゾンにとって欠かせないアイコンの一つ、自由と自己解放を象徴する翼のモチーフ。1870年代のアーカイヴ作品や2019年の「ル シエル ドゥ ショーメ」、2024年の「アネール ドゥ ショーメ」などから着想を得た。ミッドナイトブルーサファイアにグランフーエナメルという装飾技法を組み合わせ、空の広がりを思わせるデザインに仕上げている。ティアラやブローチ、リングなどで構成し、すべてさまざまな着用方法が可能なマルチウェアラブル仕様になっている。
ティアラ/マスク
4通りの着用が可能なティアラは、12人の職人が約850時間を費やして完成。グランフーエナメルの翼とペアシェイプカットのサファイア、さらにブリリアントカットのパヴェダイヤモンドが輝くティアラとしてはもちろん、翼のパーツを外すことでミニマルなエグレットシェイプのティアラとして身につけることができる。

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さらに、ダイヤモンドをあしらったステムで目元を覆う翼の部分を固定すれば、マスクとしてもアレンジ可能。翼はそれぞれブローチとしても着用できる。作品は、羽根細工で名高いアトリエ「ルマリエ」の協力による特別なケースに収められる。


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ネックレス
10.96カラットのマダガスカル産サファイアを配したネックレスは、650時間以上をかけて作られた。

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ブルーのグラデーションが美しいグランフーエナメルとダイヤモンドの煌めきが印象的なデザインは、サファイアや翼モチーフを取り外すことで表情が変わり、ブローチとしても身につけることができる。

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ペンダントウォッチ
機能性と遊び心を兼ね備えたペンダントウォッチは、グランフーエナメルとダイヤモンドで形作られた翼が、ソダライト(深い青色の天然石)の文字盤を優雅に覆うデザインが特徴。サウスシーパール、ブルーエナメル、ダイヤモンドを組み合わせたロングネックレスにつけられ、胸元で繊細に揺れながら輝く。


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イヤリング
3.84カラットと3.55カラットの2つのオーバルカット マダガスカル産サファイアを中心に、ダイヤモンドと翼があしらわれたアシンメトリーのイヤリング。イヤーカフとしても着用することができる。

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リング
2種類のリングは、それぞれ複数の着用方法で楽しめるデザイン。6.28カラットと3.61カラットのマダガスカル産サファイアをそれぞれにセッティングし、取り外し可能なシェル(宝石を囲む装飾パーツ)に収めている。グランフーエナメルの翼が指を優雅に包み込むなど、遊び心に満ちた仕上がり。

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ブローチ
ユニセックスで着用できる2つのブローチは、アメリカ・NYのホイットニー美術館の創設を支援したことで知られるガートルード・ペイン・ホイットニーが所有していた翼のブローチを彷彿とさせるデザイン。


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グランフーエナメルのグラデーションとダイヤモンドが織りなす翼は、チェーンの先端に下げればペンダントトップになりネックレスとしても使用できる。


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最終更新日:
Chikako Ichinoi
1986年神奈川生まれ。慶應義塾大学商学部を卒業後、三越伊勢丹に入社。伊勢丹新宿本店メンズ館の紳士雑貨でアシスタントバイヤーを務めた後、2011年にINFASパブリケーションズ入社。「WWDジャパン」記者として、主にメンズファッションを担当。ピッティ、ミラノ、パリメンズコレクション取材を始め、セレクトショップや百貨店、ファッションビルのビジネス動向を取材。現在はフリーランスとして、ファッションやライフスタイル系の記事執筆を手がける。男児と女児の母。
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