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名作からB級映画まで、ホラー映画初心者でも玄人でも楽しめる9作品をピックアップ。ひとりで楽しむも良し、みんなでワイワイ楽しむも良し。アマゾンプライムビデオとネットフリックス(Netflix)で今すぐ観ることができるスリラーやサイコ、サスペンスなど様々なジャンルのホラー映画をお届けします。
目次
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隠れた名作ホラーを見る
サスペリア【ジャンル:オカルトホラー】
日本では1977年公開当時、キャッチコピーである「決してひとりでは見ないでください」が流行語になるほど大ヒットを記録した本作。約50年前の作品なので、今となっては「そんなに怖くないな」と思ってしまうかもしれませんが、原色の彩度を意図的に強調させた視覚的なインパクトや、1度聞いたら耳から離れないイタリアのプログレロックバンド「ゴブリン」による音楽など、ホラー映画界に多大なる影響を及ぼした映画として一見の価値あり。
CURE【ジャンル:サイコサスペンススリラー】
超上質なサイコサスペンスを観たいならコレに決まり。日本サイコホラーの金字塔「CURE」は、唐突で不気味なカット割や静かで淡々とした役者陣の演技、突然止まるBGMなど、海外ホラーのようなショックシーンはないにもかかわらずゾクゾクするような恐怖を味わうことができるはず。大杉漣や田中哲司、でんでんなど、今では有名な役者陣がバイプレイヤーとして華を添えているのも見どころの一つ。
ホラー映画初級編
ヘレデタリー 継承【ジャンル:オカルトホラー】
オカルトホラー好きにお勧めしたい1本。映画「ミッド・サマー」で一躍脚光を浴びたアリ・アスター(Ari Aster)と「ムーンライト」「レディ・バード」などで知られる映画スタジオA24が制作した本作は、グロシーンの美術がハイレベルであるが故に“トラウマシーン“もあるので要注意。一方でB級ホラーのテイストも残しており「ここは笑っていいところなのかな」という感情と恐怖の境界線を何度も往復することになるでしょう。アリ・アスター監督は現在最新作を制作中とのことでこちらも注目。
アングスト/不安【ジャンル:ホラースリラー】
本作は、実在した殺人鬼ヴェルナー・クニーシェックが1980年に起こした殺人事件を題材に描いた猟奇映画。1983年にオーストラリアで初上映され、公開後すぐにヨーロッパ全土で上映禁止になった問題作です。初上映から37年の時を経た2020年に日本でも初ロードショーされ、話題を集めました。ほとんどのシーンが主人公の独白と殺害の様子を映しているため、娯楽的な要素はありません。本作の怖さは「殺害するまでの手際の悪さ」というリアルさや、不安定なカメラワークなどによって、主人公の崩壊した精神に飲み込まれそうになる点です。
ミスト【ジャンル:パニックホラー】
後味の悪いホラー映画を観たければ、スティーヴン・キング原作の映画を観れば間違いなし!「ミスト」は、原作小説とは異なったラストとなっており、その結末をスティーヴン・キングが絶賛したことでも話題を集めました。ストーリーのテンポもよく、緊張感もあるために途中でだれることなく最後まで鑑賞できる上質なパニックホラーです。ここまでしっかりと「絶望」を描いてくれる作品にはなかなか出会えないはず。
ホラー映画上級者編
グレイヴ・エンカウンターズ【ジャンル:モキュメンタリー】
各映画レビューサイトではあまり良いスコアがついていませんが、筆者史上最も怖かったのが本作。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「パラノーマル・アクティビティ」などと同じくモキュメンタリーの手法で制作されています。初夏に地上波で放送される「心霊映像」などが好きな人におすすめしたい1本で、年末のお泊まり会で見れば、友達と盛り上がるかも?
ゴーストランドの惨劇【ジャンル:ミステリーホラー】
映画「マーターズ」など、残酷な描写で有名なパスカル・ロジェ監督の最新作。「2度と観たくないけど2回観たくなる」というキャッチコピー通り、観劇後は精神的ダメージを受けるかもしれません。衝撃的かつエグい描写が多いため、好みが分かれる作品ですがストーリーもよく練り込まれているため、興味がある人はぜひ鑑賞して欲しい1本。
ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷【ジャンル:サイコホラー】
「ドント・ブリーズ」「死霊のはらわた」などを手掛けてきたサム・ライミ監督がメガホンを取った本作は、2000年に発表された映画「呪怨」が原作で、呪怨シリーズのリブート(スピンオフ)作品。複数事件の時系列が入り乱れて描かれる物語構成は、原作へのリスペクトを感じるはず。
テリファー【ジャンル:B級ホラー】
ポップなポスターヴィジュアルに反して、ゴア&グロがやばい本作。低予算感が溢れる映像や、ストーリー構成の中で際立つのが殺戮シーン。グロさとエグさはスプラッター映画の中でも一二を争う描きっぷりです。単純にグロいB級ホラー映画を観たい人におすすめしたい1本。
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