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大自然のパノラマに囲まれながら湯治を体験「NOT A HOTEL MINAKAMI （TOJI）」に泊まってみた

ラグジュアリーブランドが手掛けたホテル　ラグジュアリーホテルとは、一般的に最高級価格帯に分類されるホテルのことを指しますが、米国ホテル&モーテル協会はさらに「大規模で豪華な設備とサービスが国際基準をクリアしており、多数のスイートルームを持つ1000客室級の多くの客を収容可能な施設」と規定しています。言葉を聞いただけでも行き届いたサービスや豪華な空間が想像できますが、細かいディテールまで気を配った美しい製品を手掛けるラグジュアリーブランドが携わった施設では、家具や壁紙のデザインなど通常のホテルとは違った視点で楽しむことができそうです。まずは、ラグジュアリーブランドが全てのプロデュースを手掛けた8つのラグジュアリーホテルをご紹介。Fendi Private Suites　イタリア・ローマに位置する「フェンディ（FENDI）」の本店パラッツォ フェンディ（PALAZZO FENDI）には、ブティックホテル「ザ フェンディ プライベート スイーツ（The Fendi Private Suites）」が併設されています。全7室のスイートルームの家具は、「フェンディ カーサ（FENDI Casa）」のアイテムで統一。メゾンの持つラグジュアリーな雰囲気を身をもって体感できそうです。所在地：ローマ公式サイトArmani Hotels＆Resort　「ジョルジオ アルマーニ（GIORGIO ARMANI）」をはじめとする複数のファッションブランド、化粧品、高級レストランなど多彩な事業を展開するアルマーニのホテル。2010年にオープンした「アルマーニ ホテル ドバイ」は、高さ828mを誇る世界一の超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」のグランドフロアから8階までと、スイート専用の38・39階に入っています。翌年オープンした「アルマーニ ホテル ミラノ」は、ファッションエリアで有名な「モードの四角形」と呼ばれる地区の中央に位置し、建物内にはアルマーニ・ブランドの高級ブティックが数多く出店。アルマーニ・ホテル&リゾートは今後10年間に10以上のホテルとリゾートの新設を計画中で、東京もその候補に上がっているのだとか。更なる世界進出がとても楽しみですね。所在地：ミラノ、ドバイ公式サイトBVLGARI HOTELS & RESORTS　その名の通り、「BVLGARI HOTELS & RESORTS（ブルガリ ホテル＆リゾーツ）」は「BVLGARI」のホテルグループで、2004年、ミラノに初のホテルをオープン。都市の中心部にある18世紀の修道院を改修し、都会の真ん中にリゾート地のような空間を創り上げました。2023年4月には、東京ミッドタウン八重洲にオープン。その後、2026年にかけてローマやマイアミ、モルディブ、ロサンゼルスにも開業予定です。所在地：ミラノ、バリ、ロンドン、上海、ドバイ、東京、ローマ、マイアミビーチ（2025年）、ランフシ（2025年）、ロサンゼルス（2026年）公式サイトPalazzo Versace　「ヴェルサーチェ（VERSACE）」による「パラッツォヴェルサーチ（Palazzo Versace）」。「Palazzo」とは「宮殿」を意味し、総工費約2億ドルをかけて建設された、「優雅さとゆったり感を合わせ持つ、驚くほど美しい」ホテルで、205室の客室と72室のコンドミニアムが隣接しています。宿泊客のために用意されるアメニティやインテリアに至るまでほとんど全てが「VERSACE」によるデザインで、全てこのホテルのためにデザインされたものだそう。所在地：ゴールドコースト、ドバイ公式サイトLUNGARNO COLLECTION　イタリアのフェラガモ・ファミリーが所有するホテルブランド「ルンガルノ コレクション（LUNGARNO COLLECTION）」は、1995年に誕生。イタリア国内に9つの高級ホテル、デザイン・ホテル、プライベート・ヴィラを構えるほか、ヨットも保有しています。例えばフィレンツェにある旗艦ホテル「ホテル・ルンガルノ」は、ピカソやジャン・コクトーの美術コレクションを所有。また、ローマの「ポートレート・スイーツ」は「サルヴァトーレ フェラガモ（Salvatore Ferragamo）」ブティックの上階にあり、14室の客室にはコンドッティ通りとスペイン階段を見下ろすテラスを備えているそう。ホテルごとにコンセプトが違うので、できれば、全ホテルに泊まってみたいものですね。所在地：フィレンツェ、ローマ、トスカーナ公式サイトSAVOY HOTEL　イギリス・ロンドンに位置する「SAVOY HOTEL」には、「グッチ（GUCCI）」が手掛けたスイートルーム「ロイヤル スイート バイ グッチ」があります。2021年に迎えたブランド誕生100周年を祝した部屋で、内装はアレッサンドロ・ミケーレ（Alessandro Michele）によるインテリアコレクション「グッチ デコール」の家具で統一。ロイヤル スイート バイ グッチをはじめとした全16室の客室からは、テムズ川を一望することができます。所在地：ロンドン公式サイトHôtel des Horlogers　時計ブランド「オーデマ ピゲ（Audemars Piguet）」は、2022年、スイスのル・ブラッシュ村のジュウ渓谷にホテル「オテル・デ・オルロジェ（Hôtel des Horlogers）」をオープン。設計は「BIG」と呼ばれる設計事務所のビャルケ・インゲルス グループが、建築はスイスの建築事務所CCHEが手掛けました。渓谷という立地を活かし、地域の木材や石材を使用した客室やロビーは、自然の温かみを感じられるデザインとなっています。所在地：スイス公式サイトあの有名デザイナーが手掛けたホテル7選　ファッション好きならブランドはもちろん推しのデザイナーがいる方も多いはず。全館のプロデュースまでは行かなくとも、内装デザインをファッションブランドのデザイナーが手掛けているホテルも多いんです。ここからは、デザイナーの個性や遊び心が光る6つのホテルを紹介します。La Maison Champs-Elysées　シャンゼリゼ通りにほど近い、パリの中心「黄金の三角地帯」のすぐ近くにある「ラ メゾン シャンゼリゼ（La Maison Champs-Elysées）」は、マルタン・マルジェラ（Martin Margiela）がデザインした5つ星のブティックホテルです。巨大なダイヤモンドをイメージしたミラーが置かれたレセプション、英国の上流クラブを再現したスモーキングルーム、そして絵画やオブジェ、家具などすべてが白いカバーで覆われ、マルジェラらしいシンプルながらも個性的な仕上がりになっています。マルジェラの独特な雰囲気に吸い込まれそうな美しいホテルです。所在地：パリ公式サイト>>【画像30枚】マルジェラデザインのパリ5つ星ホテル、内装公開Hotel Le Bellechasse　パリ左岸にあるホテル「ホテル ル ベルシャス（Hôtel Le Bellechasse）」は、オルセー美術館から歩いてすぐの静かな通りに面しています。このホテルをデザインしたクリスチャン・ラクロワ（Christian Lacroix）は3つのホテルを手掛けていますが、その代表といわれているのがこのホテル。内装やインテリアは伝統的なパリの街並みに反して、豪華絢爛。客室は、大胆な絵柄の壁や矢印型にくり抜かれた窓など遊び心あふれるデザインです。もしラクロワについて詳しくなくても、十分に楽しめるホテルと言って良いのではないでしょうか。所在地：パリ公式サイトSchlosshotel Im Grunewald　「シュロスホテル イム グリューネヴァルド（Schlosshotel Im Grunewald）」は、かつて宮殿だった建物を利用した5つ星ホテルで、カール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）がデザインを担当しました。外観は個人の邸宅を思わせるようなデザインですが、インテリアは落ち着いた色調でまとめられ、客室は広々としておりスタイリッシュ。ベルリン・グリューネヴァルト地区の閑静な場所に位置しているので、ゆっくりとした休日を楽しむことができそうです。所在地：ベルリン公式サイトDream Hotel　「ドリームホテル（Dream Hotel）」はタイ・バンコクで2006年にオープンしたブティックホテルで、デザインはポール・スミス（Paul Smith）によるもの。ホテルは青と白を基調としたデザインで、マリリン・モンローのモニュメントや虎のオブジェが置かれていたりと、ホテル全体がとてもアーティスティックな雰囲気です。11階の屋上にあるプールでくつろぐこともでき、1年中暑いタイですが、このホテルに帰れば疲れた体も休まること間違いなし。所在地：バンコク公式サイトHotel Vermelho 　クリスチャン・ルブタン（Christian Louboutin）がデザインした5つ星ブティックホテル「Hotel Vermelho」。テラス付きの客室に加え、庭園、屋外プールなどを併設しているので、ラグジュアリーな時間を過ごす事ができそうです。客室は、ポルトガルの伝統を取り入れつつ、ルブタンならではのフランスの文化を反映した内装となっています。所在地：ポルトガル公式サイトClaridge's　イギリス・ロンドンの中心部に位置するホテル「クラリッジ（Claridge's）」は、ダイアン・フォン・ファステンバーグ（Diane Von Furstenberg）がデザインを担当。テラス付きのスイートルームには、グランドピアノ付きの客室も。そのほか、スパやウェディング会場に加え、本場のアフタヌーンティーを楽しむことができるカフェスペースも設けています。所在地：ロンドン公式サイトTortuga Bay Hotel Puntacana Resort ＆ Club　ドミニカ共和国に位置するリゾートホテル「トルトゥーガ ベイ ホテル（Tortuga Bay Hotel Puntacana Resort ＆ Club）」。ホテルの外には、プライベートビーチが広がっています。デザインを手掛けたのは、ドミニカ共和国出身のデザイナー オスカー・デ・ラ・レンタ（Oscar de la Renta）。広大な土地の中には、ホテルだけでなく、ゴルフコースや自然公園保護区があるのも特徴。通常の客室に加えて、オーシャンビューを楽しむことができるヴィラも用意しています。所在地：ドミニカ共和国公式サイト　ファッション好きな人なら、写真を見ているだけでも飽きないような素敵なホテルばかりだったのではないでしょうか？次回の旅行は、泊まってみたいホテルから行き先を決めてみるのも面白いかもしれないですね。>>アートに特化した京都のホテル12選　個性的な宿泊施設まとめ

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