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　タークは、2017年にTOKYO FASHION AWARD受賞をきっかけにパリに進出。2020年にはPRIZE OF TOKYOを受賞し、パリでプレゼンテーションを初開催した。2021年秋冬シーズンから「ジル サンダー（JIL SANDER）」や「ロエベ（LOEWE）」などを担当するパリのPRエージェンシー「カーラオット（Karla Otto）」と契約。同シーズンからパリファッションウィークのオンスケジュールでショーを継続的に開催しており、その効果もあって販路は右肩上がりに推移している。2023年春夏時点で、国内38社、海外15社に卸売を行っている。　好調の背景には、ブランド立ち上げ当初からブレずに続けるファブリックの開発にある。異素材同士を、織りによって切り替えるテキスタイルや複雑なジャカードで仕上げた絵画のようなデニム地など、唯一無二のオリジナル生地は、国内外のバイヤーから好評を得ている。　また2023年春夏シーズンからは、ウィメンズラインをスタート。この春からTOKYO BASEなどで販売を開始したばかりだか、堅実に売上を伸ばしているという。

TAAKK

タークがカーラオットと契約して好調維持、売上1.5倍に

　コラボでは、アンダーカバーのデザイナー高橋盾の反骨精神を投影する新たなプロジェクトとして、同車の再解釈に挑んだという。既存の概念に同調せず、ステレオタイプを打破するという高橋のデザイン哲学を反映し、ボディはトヨタが今回のために特別に開発したグレーのバイカラーを使用。ブラックカラーが際立つ18インチホイールとインテリア、ロゴ入りのシートとモノグラム柄のフロアマットを採用し、「CHAOS / BALANCE」の文字が入ったルーフがアクセントを添える。　高橋はコラボモデルについて「車のカラーリングは初めての経験で、しかも日本が誇るトヨタとのということでとても感慨深い意味と意義がありました。今までの服でのコラボレーションとは素材や色の発色などが全く異なるので、なかなか難儀なデザインでしたが、街に自然に溶け込みながらもアンダーカバーらしいデザインができたと思っています。自分も日々車を運転していますが、車のカラーリングというのはとても大事だと認識しています」とコメントしている。　コラボレーションはパリファッションウィーク期間中の3月1日、ブランドの2023年秋冬コレクションのショー同日夜に行われたパーティーにて披露された。

UNDERCOVER

Lifestyle

アンダーカバーとトヨタが異色コラボ、小型SUV「アイゴクロス」の限定モデルを発売

　コレクションは、1984年にリリースされたハウス・テクノシーンで多大な影響を与えたマニュエル・ゲッチング（Manuel Göttsching）の名盤「E2-E4」からインスピレーションを得て制作。レコードジャケットのデザインであるチェスボードにフィーチャーし、アンダーカバーの「U」とフラグメントの稲妻マークが盤上に駒のようにプリントされたオーバサイズコートや、赤襟がポイントで背中に「UNDERCOVER & FRGMT WE ENJOY OURSELVES」と書かれたコートなどが登場した。　会場には藤原ヒロシも駆けつけ、ショーで披露されたコラボコートを着用。ひっそりとプロジェクトが進行していたことを明かした。ショー音楽も同氏が担当したという。　なお両者は昨年、「アンダーカバー」30周年を記念したコラボプロジェクトで、レザーダウンジャケットを発売している。

fragment design

Fashion

アンダーカバーが「フラグメント」とコラボ、コートなどがパリコレで初披露

　ショー会場は、パリ3区の「Le Carreau du Temple」。床に黒い砂が敷き詰められ、映画「インターステラー」のサウンドトラックとともにモデルが登場した。　「カーハート」とのコラボアイテムは、トラディショナルコートやドローストリングのパーカコートといった、ワークウェアをベースにしたカーハートのアイコニックなアイテムを、サカイならではの解釈で再構築。カーハートのロゴマークの下には「sacai」と記された。　「モンクレール」とのコラボアイテムはショーの終盤に登場。ショート丈のダウンジャケットにテーラードジャケットをドッキングしたり、スーツやドレススタイルにダウンジャケットを背負って合わせたりと、ハイブリッドなスタイリングも目を引いた。コラボアイテムには、モンクレールのブランドマークにサカイの「S」を組み合わせた特別なロゴマークが施されている。　サカイのデザイナー阿部千登勢は、2010年から約3年にわたりモンクレールから展開されたコラボレーションライン「モンクレール S」を手掛けていた。今年はモンクレールが70周年を迎えるということで、サカイとのコラボレーションに至ったという。　カーハートはこれまでにも「ジュンヤ ワタナベ（JUNYA WATANABE）」と継続的にコラボレーションしているほか、2月には「マルニ（MARNI）」とのコラボレーションコレクションの発売を控えている。

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サカイが新作ショーで「カーハート」「モンクレール」とのコラボアイテムを発表

　デザイナー山本耀司は、1972年に初のブランドとしてウィメンズラインのワイズを設立。ワイズ フォー メンは「ワイズを着ている女性の隣にいる男性が似合う服」というコンセプトで1979年にデビューした。同氏の趣味や嗜好をより深く反映させたデザインがリアリティを産み共感を得ていたが、経営再建に伴い2009-10年秋冬コレクションを以てブランドを休止していた。　ショーでは、ヨウジヤマモト プールオムの2023-24年秋冬コレクションとミックスするかたちで、ワイズ フォー メンの新作を発表。ジャケットやシャツ、シューズが披露された。今後はヨウジヤマモト社の新ラインと位置づけ展開していくという。　なお、ワイズは昨年ブランド設立50周年の節目を祝したコレクションの第1弾として「Y's 1972」を発表。2003-04秋冬コレクションで登場したワイズ フォー メンのレッドタグから着想を得たデザインのアイテムを展開した。

ワイズ フォー メンが13年振りにカムバック、パリで披露

　ラウールは、昨年6月に東京で開催された前シーズンのショーで俳優の遠藤憲一や、加藤雅也、大沢たかお、伊藤英明らとともにランウェイモデルとして出演。前回もパリファッションウィークのオフィシャルスケジュールで発表されたため、東京の地でパリコレデビューを果たしていたが、今シーズンは現地入りし、本場パリでの初のランウェイ出演となった。世界中から集まった多くのファッション関係者の前で、ブランドを象徴とする黒の2ルックを着用。堂々たるウォーキングを披露した。　ラウールは今回のパリ訪問を前に、個人のインスタグラムアカウントを開設。パリファッションウィークに参加する旨をライブ配信でファンに報告していた。前日に行われた「ジバンシィ（GIVENCHY）」のショーにもゲストとして出席。現地から滞在中の様子をライブや写真などを積極的に発信、開設から5日経たないうちに94万フォロワーを突破し、高い関心を集めている。

Yohji Yamamoto

Snow Manラウールが「ヨウジヤマモト プールオム」のショーに出演

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