ニュース

　「TERRADA ART STUDIO 京都」は、京都駅から徒歩6分の場所に位置する京都市立芸術大学のキャンパス内にオープン。京都には多くの芸術系教育機関が存在し、卒業後も京都を拠点に活動するアーティストが多く、創作スペースのニーズが高まっていることを受けて開業に至った。アトリエは全31室で、オープンタイプ（20室、月額4万310円〜）と個室タイプ（11室、4万7870円～）の2種類を用意する。このほか、コミュニティスペースと美術品保管庫を併設。コミュニティスペースでは、入居アーティストやコレクターなどが交流できるイベントを予定しており、制作活動とネットワーキングの2つの側面からアーティストの支援を行っていく。　東京・天王洲で美術品の保管事業を起点に、地域と協力してアートによるまちづくりに取り組んでいる寺田倉庫は、倉庫スペースを活用したミュージアムやギャラリーコンプレックスの運営、国際的アートフェアと連携したイベントの開催などを行っている。2015年には天王洲に「TERRADA ART STUDIO 天王洲」を開設し、17室のレンタルアトリエと共同スペースを運営してきた。これまで天王洲で培った地域活性やアート事業のノウハウを活かし、京都の文化芸術振興への貢献と、アート市場のさらなる発展を目指す。

寺田倉庫、京都市立芸術大学キャンパス内に関西初のレンタルアトリエをオープン

　稲崎は1972年生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、京都市立芸術大学大学院美術研究科で修士課程を修了。滋賀県陶芸の森のアーティスト・イン・レジデンスに2002年から1年間参加し、現在は高松市を拠点に活動している。　稲崎は、極小のパーツを集積することで、結晶化した表面を持つ陶磁器を制作。審査員は「陶磁器でさまざまなエレメントから相乗効果を生み出すという、これまで見たこともないような卓越した技術である」と評価した。　特別賞に選考された渡部は、胡桃の木の皮を素材にした箱を制作。審査員は、樹皮の素材感と、建築の構造や修理の伝統に着想を得たリベットを評価したという。ドミニクは、小さな双子人形を組み合わせたヨルバの多産を連想させる作品を発表。伝統的な信仰を彫刻的に再解釈し、現代のクラフトのあり方を拡張している点が評価され、渡部とともに特別賞を受賞した。なお、ファイナリスト30人の作品はニューヨークのノグチ美術館で6月18日まで展示される。

LOEWE

「ロエベ財団 クラフトプライズ 2023」日本人が大賞、特別賞を受賞

　京都芸術大学は2019年8月に現大学名への改名を発表。京都市立芸術大学は「名称や略称が酷似しており、混乱を招く恐れがある」として大阪地方裁判所に提訴し、2020年8月の一審判決で棄却されたことを受けて控訴していた。　和解では「京都芸術大学」の名称利用を認める一方で、「京都芸大」および「京芸」を京都芸術大学の通称または略称として使用しないことで合意。また、京都市立芸術大学は通称または略称として「京都芸術大学」を使用しないことが和解内容に含まれている。

Business

京都芸術大学が京都市立芸術大学と和解成立、名称使用を巡る訴訟

Culture

京都造形芸術大学が京都芸術大学に改名へ、「名称が酷似」と京都市立芸術大学が法的措置検討

london diary

entrybody_more

image_01

image_top_off

image_gallery_check

distribute_ng

ad_ng

ad_mark

layout_wide

article_paginate

yahoo_news_xml_process_type

image_01_credit

yahoo_top_image_only

auto_sns_post_option

not_sns_reshare

prevent_title_covering_image

cooperated_article

not_brand_auto_link

ranking_include

image_01_caption

not_dictionary_auto_link

ヴィンテージマスター 十倍直昭が、手に取りやすい価格でヴィンテージとしての楽しみも味わえる隠れた名品を「令和のマストバイヴィンテージ」として紹介。

series

linked_url

image_01_alt

ニュース記事一覧タグ「京都市立芸術大学」の
記事一覧

FEATURE & SERIES特集ピックアップ

ニュース記事一覧タグ「京都市立芸術大学」の記事一覧

FEATURE & SERIES特集ピックアップ

ニュース記事一覧タグ「京都市立芸術大学」の
記事一覧