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　日本でのはじまりは、1987年5月にgap ITALIAおよびgap FRANCEと業務提携を結び、同年8月に「（株）gap JAPANコレクション編集部」として世界のファッションショーにプレスとして入場できる権利を獲得したのち、1988年4月に「gap COLLECTIONS」を創刊。パリやミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京のコレクション掲載をスタートした。翌1989年2月にオートクチュールコレクションにフォーカスした「gap HAUTE COUTURE COLLECTIONS」の刊行を開始。その後、季刊誌「gap MENS COLLECTIONS」や「FASHION SHOW」「TREND VISUAL MAP」「gap PRESS」「gap PRESS MEN」「gap ACCESSORIES COLLECTIONS」「gap BRIDAL COLLECTIONS」「gap PRESS ACCESSORIES」「gap PRESS BRIDAL」「gap KIDS」といった情報誌を立ち上げ、世に送り出した。2019年10月にgap JAPANからTO Booksに発行元を移管。編集部の名称を「gap編集部（gap editorial department）」に改め、編集・制作を行ってきた。直近では「gap COLLECTIONS」「gap PRESS」「gap PRESS MEN」を刊行。「gap PRESS」は1994年11月の創刊から約31年、「gap PRESS MEN」は2002年8月の創刊から約23年にわたり発行してきた。　gap（groupe avant-première）は「未来（時代）を切り開く創造者たち」を意味する仏語。ファッション文化の発展と継承に貢献することを目指し、ファッションシーンの最前線を発信してきたが、紙媒体は今季の2026年春夏シーズンをもって終了することになった。　「gap PRESS」は公式SNSで、「時代の変化とともに、紙媒体を取り巻く環境も大きく変わりました。情報があふれ、またたく間に消費されていく時代において、私たちはあらためて『未来に残すべきもの』のあり方を見つめ直します。これからは、gap PRESSが貫いてきた『資料性の追求』という媒体としての本質に立ち返り、31年間にわたり積み重ねてきた知的探求心を引き継ぎながら、形を変えて未来へとつなげてまいる所存です」とコメントしている。　2026年春夏シーズンを特集した最終号ではニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京の5都市の「今季ベストコレクション」を一冊に集約した特別編集版と位置付け、ヴィジュアルとQRコードによる動画ストリーミングでレポート。また、「gap COLLECTIONS」を創刊した1988年から現在まで37年にわたりコレクション情報誌として歩んだgapシリーズの軌跡をまとめた歴史年表や、「フミエタナカ（FUMIE TANAKA）」と「ケイスケヨシダ（KEISUKEYOSHIDA）」のインタビューなども収録している。

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コレクション情報誌「gap」シリーズが休刊　1988年の「gap COLLECTIONS」創刊から37年

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