6月16日〜6月22日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
目次
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ゴールデン グースがIPO延期、欧州の政治不安が影響か
- イタリアのブランド「ゴールデン グース」が、計画していたミラノでの新規公開株式(IPO)を延期すると複数の海外メディアが報じた。同ブランドの株式は、現地時間6月21日から取引が開始される予定だった。
- 海外メディアによれば、IPO延期の背景には欧州における政治不安があるという。
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YNAPが中国事業から撤退へ、海外メディアが報道
- リシュモングループ傘下のユークス ネッタポルテ グループ(以下、YNAP)が中国事業から撤退する予定だと、英フィナンシャル・タイムズ紙が報じた。
- 同紙の報道によると、今回リシュモンの広報担当者への取材により、YNAPがアリババとの合弁会社を清算し、中国事業から撤退予定であることが判明。撤退の理由については、「より収益性の高いコアな地域に投資とリソースを集中させるため」と説明しているという。
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「極度乾燥(しなさい)」で知られる英ブランド「スーパードライ」が事業再建へ
- イギリスのブランド「スーパードライ」が、1000万ポンド(約20億円)の増資を含めた事業再建計画を発表した。現地時間6月14日に開催した株主総会で承認され、7月15日に実施予定としている。
- 同ブランドは、2003年に設立。「極度乾燥(しなさい)」などの日本語を使ったデザインのアパレルアイテムを販売している。近年は深刻な経営不振に陥っていた。
- 株主総会では、新規株式発行による資金調達、裁判所認可の再編計画の実施、既存普通株式の上場廃止が決定。ロンドン証券取引所のメインマーケットで、1株につき約10円(0.05ポンド)の新規株式2億株を発行し、1000万ポンド(約20億円)の増資を見込んでいる。
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無印良品「MUJI Labo」が体制変更、自社デザイナーによる商品展開に Nハリ 尾花大輔はディレクター退任
- 良品計画が展開する商品ライン「MUJI Labo」が、2024年秋冬シーズンから運営体制を一新し、自社デザイナーによる商品提案に切り替える。同ラインのデザインディレクターを務めていた「エヌハリウッド」の尾花大輔は退任となる。
- 「MUJI Labo」は、2017年春夏シーズンに尾花と「タロウ ホリウチ」の堀内太郎をデザインディレクターに起用し、プロジェクトをリニューアル。その後堀内がディレクターを退任してからは、尾花が1人でデザインを手掛けていた。
- 同社は、「MUJI Labo」のアイテムがデザイナーズブランドのような見え方になっていると判断し、よりベーシックな商品提案を進める目的で体制変更を決断。今後はシンプルなデザインと上質な素材を併せ持つ「クワイエットラグジュアリー」の方向で商品を展開していく。
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第98回「装苑賞」は岩野蓮祐が受賞 “バリケードテープ”で人々を解放する力を表現
- ファッションコンテスト「装苑賞」の第98回公開審査会が、6月18日に文化学園遠藤記念館大ホールで開催された。装苑賞は、大阪文化服装学院ファッション・クリエイター学科在学中の岩野蓮祐が受賞。賞金100万円、Japan Fashion Week期間内における受賞作品の企画展示の権利などが贈呈された。
- 岩野が発表した作品は、「19世紀のイギリスの女性たちが、自転車に乗ることで当時の閉鎖的な状況から抜け出し、自由と解放感を手に入れた」というエピソードから着想。「ここではないどこかへ」をテーマに、望む場所や未来へ向かおうとする人々のためのコレクションを制作した。素材には、安全な空間を確保するために貼られる「バリケードテープ」と廃棄された自転車のチューブを用い、それらを編み込むことで、自らを囲むさまざまな枠組みとその状況から抜け出すための力強さを表現した。
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2023年のアパレル業界 平均年収は356万円、前年を10万円上回る
- パーソルキャリアが運営するアパレル・ファッション業界専門の転職支援サービス「クリーデンス」が、「アパレル・ファッション業界 2023年版 平均年収」の調査結果を発表した。平均年収は365万円、平均年間賞与額は60万円で、ともに前年より上昇した。
- 今回の調査結果は、2023年の1年間に「クリーデンス」の転職支援サービスに登録していたユーザーのデータを元に算出。調査対象となった10職種のうち9職種で平均年収が増加し、全体の平均は2022年の346万円から10万円増えて356万円となった。要因としては、コロナ禍でカットされていたさまざまな手当が復活したほか、減額されていた賞与が満額支給されるようになったこと、人材不足の解決策として、一部の企業が採用競争力強化のために販売職を含む社員のベースアップを実施したことなどが挙げられる。
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新生「アッシュ・ペー・フランス」会社再編でどう変わる?復活に向けた2つの新戦略
- 「アッシュ・ペー・フランス」が、再び生まれ変わろうとしている。1984年に創業して以来、ファッションを中心に様々な事業を展開し、原宿カルチャーをけん引してきた同社は、業績不振を受け、苦境に立ち向かうためにアシックスでDTC事業の統括責任者を務めていた原敏文氏を代表取締役として招聘。しかし、状況は好転せず、2023年2月には東京地裁に会社更生法の適用を申請し、保全管理命令を受けた。
- 会社再編に際し、佐々木貞夫氏がトップに就任し新たなスタートをきったアッシュ・ペー・フランス。今後同社はどのようにして事業の立て直しを図っていくのか、広報担当者に新戦略を聞いた。
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「ナイキ ズーム エア」のイノベーションを辿る 厚底誕生秘話と新時代への夢
- 2000年代以降、「ナイキ エア」は飛躍的なイノベーションのもと、新しい「エア」をデザインし続けてきた。特にズーム エアは形状を変え、他の革新的なテクノロジーと結びつくことによって、四半世紀前には想像し得なかった進化を遂げている。
- そんな「ナイキ エア」の歴史を辿る連載の最終回となる今回は、2010年代以降のズーム エアのイノベーションにフォーカス。1月に発売された「アルファフライ 3」における進化のプロセスや、トラック界に衝撃を与えたエア入りのスパイク「マックスフライ 2」、そしてナイキ史上、もっともシリーズ化されているペガサスの最新作などについて語る。
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