トップ特集・連載ファッション主要ニュースシーインがロンドンIPOに向け手続き開始、マッチズファッション閉鎖日が決定、ドリスのラストコレクションをレポート…(6/23〜6/29)【5分でわかる主要ニュース】
6月23日〜6月29日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
目次
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シーインがロンドンIPOに向け手続きを開始、上場予定時期は未定
- 「シーイン」が、英当局に新規株式公開(IPO)に関する書類を提出し、年内のロンドンでの上場に向けた手続きを開始したと複数の海外メディアが報じた。
- 報道によると、同社は6月初旬に英国の市場規制当局に秘密裏に書類を提出。シーインの広報担当者はコメントを差し控えている。現時点では上場予定時期は未定。また、今回の申請に詳しい複数の関係者によると「手続きを開始したとはいえ、ロンドンでのIPOを進められる保証はない」という。
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英国の人権団体がシーインのIPOを阻止する運動を開始、ウイグル自治区の強制労働を受け
- 英国を拠点に活動する人権団体「Stop Uyghur Genocide」が現地時間6月26日、「シーイン」のロンドン証券取引所への上場計画に反対する法的キャンペーンを開始した。その一環として、イギリスの金融行動監視機構(FCA)に対し、シーインのIPOを拒否するよう求める文章を提出。現在は公式Xなどでキャンペーンを展開している。
- Stop Uyghur Genocideは、人権活動家Rahima Mahmutが主導する団体。中国のウイグル民族やその他のトルコ系グループが置かれている状況について、英国内で認識を高めることを目指している。同団体は、中国北西部のウイグル自治区にあるシーインのコットンサプライヤーの一部において、ウイグル民族が強制労働に使われていると主張している。
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LVMHがスイスの時計メーカー「L'Epée 1839」を買収、取得額は非公開
- LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(以下、LVMH)が、スイスの時計メーカー「L'Epée 1839」と、親会社「Swiza」の買収を発表した。所得額は非公開。
- 1839年にオーギュスト・レペが創業した「L'Epée 1839」は、スイスのジュラ山脈 ドレモンに拠点を置く、全ての部品が手作りであることが特長の高級時計メーカー。これまで「ルイ・ヴィトン」や「ティファニー」といったLVMHグループ傘下ブランドとも協業し、時計作りの専門技術を提供してきた。
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マッチズファッションの閉鎖日が6月30日に決定、一部のセールアイテムをさらに20%オフで提供
- ラグジュアリーEC「マッチズファッション」の閉鎖日が、6月30日に決まった。
- マッチズファッションは今週水曜日、ユーザーに向けたメールでサイトを6月30日午前0時に閉鎖すると発表。現在は、一部アイテムを最大80%オフで販売しているほか、一部割引商品をさらに20%オフで提供している。
- マッチズファッションは、トム・チャップマン&ルース・チャップマン夫妻が1987年に創業。近年は赤字経営が続いており、2023年12月にイギリスのフレイザーズグループが約5200万ポンドで買収した。黒字化に向けて勤しんだが、買収からわずか2ヶ月余りの2024年3月にサイトの閉鎖を発表した。
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「フォーエバー21」の偽サイトが出現、アダストリアが注意喚起
- アダストリアは6月26日、同社取り扱いブランド「フォーエバー21」を装った偽サイトが確認されたとし、注意喚起を促した。
- 偽サイトは、フォーエバー21のロゴや商品画像等を無断で使用。実在するアダストリアの公式サイトに似せたデザインで作られているという。
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2024年度上半期の高級時計人気ランキングが発表、セイコーが存在感を示す
- 高級時計専門オンラインマーケットプレイス「クロノ24」が、月間1000万人を超えるユーザーのデータを集計し、2024年度上半期の時計ブランド、モデル、ケース素材、ダイアルカラーに関する総合ランキングを発表した。
- クロノ24全体の取引量から算出した世界ブランドランキングでは、「ロレックス」のシェアが14.4%で首位、「オメガ」が13.7%で2位、日本ブランドの「セイコー」が11.1%で3位を獲得。同3ブランドは2021年から変動がなく、4位以降との差は前年度に比べてさらに大きくなった。
- 国別ブランドランキングでも、世界ランキング上位3ブランドがそれぞれの市場を独占。セイコーは前年に引き続き、フランスで2位を獲得している。
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経産省が繊維産業のサステナビリティに関する施策を発表 2030年に向けたガイドラインなど策定
- 経済産業省が、産業構造審査会 製造産業分科会 繊維産業小委員会による「繊維産業におけるサステナビリティ推進等に関する議論の中間とりまとめ」を6月25日に発表した。併せて、2030年を目標年に今回策定した、「繊維・アパレル産業における環境配慮情報開示ガイドライン」と「繊維製品における資源循環ロードマップ」を公開した。
- 委員会ではこれまで複数回にわたって審議を重ね、2022年5月には、2030年に向けた繊維産業政策の方向性を定めた「繊維ビジョン」を策定。今回の中間とりまとめでは、「環境配慮等のサステナビリティへの対応」「人材確保・取引適正化への対応」「繊維産地におけるサプライチェーンの維持に向けた向けた取組の方向性」の3つの課題に焦点を絞り、2030年までに取り組むべき具体的な施策を示した。
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さらばドリス。 未来へのノスタルジーとともに。「ドリス ヴァン ノッテン」2025年春夏メンズ
- 「ドリス ヴァン ノッテン」が、6月22日、パリ・ファッションウィークにて2025年春夏メンズコレクションを発表した。ドリス・ヴァン・ノッテンは、今年3月にデザイナー引退を表明。1986年のブランド立ち上げから38年、150回目のコレクションにして129回目のランウェイショーとなった、ドリス自身がデザインする最後のコレクションをレポートする。
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